槍ヶ岳〜奥穂高
- GPS
- 31:22
- 距離
- 41.7km
- 登り
- 2,419m
- 下り
- 2,420m
コースタイム
14日 槍ヶ岳山荘8:20−8:50槍ヶ岳-9:15槍ヶ岳山荘-12:00南岳小屋12:45-16:20北穂高
15日 北穂高山荘6:30-9:00涸沢岳-9:20穂高岳山荘10:50-11:10奥穂高岳-1:30涸沢ヒュッテ-19:25上高地
天候 | 13日曇り/雨 14日霧/雨 15日霧/雨/曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大キレットのHピーク 飛騨泣き 涸沢槍直下の飛騨側は 晴れてると高度感を感じると思います。 (どこも鎖等の補助はしっかりしていました。) 北穂直下、涸沢岳直下ではラクが多そうな感じ。 また、大曲〜槍ヶ岳山荘、北穂〜涸沢岳、ザイテンの一部では 残雪があり。不安な場合は簡易アイゼンがあるといいかも? 他に、テン泊装備のため濡れた一枚岩の足場には気を使った。 (南岳〜Hピーク間、北穂〜最低のコルなど) ※ルートは手打ちのため参考程度 |
ファイル |
非公開
5861.xls
計画書
(更新時刻:2012/07/06 13:59) |
写真
感想
13日 曇り/晴れ 稜線は 霧/小雨
横尾過ぎから少し日が出始めるけど、大曲から上ではガスの中を進むことに。
槍の肩に近づくにつれて、霧が濃くなり時々小雨に。
天候が悪く、あまり休憩を入れなかったので山荘に着く頃にはヘロヘロ。
雨が弱まるのを待ってからテントを設営。
この日の夕食はトン汁としょうが焼きにアルファ米。
トン汁の野菜を凍らせたせいか火を通してもタクワンみたいな歯ごたえ。
次回は注意しよう〆
夕食中、一瞬霧が晴れて裏銀座・大喰岳方面の稜線が見えました。
14日 早朝は強めの雨と風。
この日は、奥穂高までの道のりのため早出の予定だったが
朝から強めの雨と風で、様子みながらついついダラダラしてしまう。。
さすがに弱まる気配がないので意を決して、まずは穂先へ向かう。
穂先ではさすがに天候が悪いため自分たちの他は二人だけ。
一応、記念写真を撮ってもらい、そうそうに山荘へ。
とりあえず、奥穂までは難しそうなので北穂を目標に進むことに。
南岳に着くころには多少雨足が弱くなったので昼食後に大キレットに突入。
テント泊装備のため一枚岩のような足場が滑りそうでびびりながら進みました。
Hピーク付近でガスが晴れ、信州側の視界が晴れる。
Hピークでは視界良好で高度感があって怖かった!
その後は、徐々にガスってしまったためナイフリッジ・飛騨泣きはあまり
高度感も無くリラックスして進めました。
基本的に飛騨側は風が強く、信州側とはまったく雰囲気が違う。
かたや暴風雨、かたや普通の霧。
核心部は信州側が多かったため、幸いあまり風は気にならなかった。
北穂では、テン場が遠く、翌日も同様の天気だと出足が鈍るため
この日は贅沢をして小屋泊に変更。
初の北穂小屋は、外から見たとおりお洒落な雰囲気。
宿泊客が少なかったため、一部屋を二人で使わせてもらうことに。
夕飯は前日とかぶって、生姜焼き。でも生米は美味しい!
15日 曇り 稜線は 霧/雨(飛騨側はシャワー)
前日と同様に、出足の鈍る天気。
朝ごはんは前日、小屋泊のため使わなかったホイコーローとアルファ米。
明日の天候もいまいちなようなので奥穂をゴールに目的に切り替えて出発。
稜線に出ると、飛騨側は前日同様に暴風雨。信州川は穏やかだけど真っ白。
高度感は感じないけど、足を滑らせると一大事なので慎重に進みました。
途中、縦走路に雪が残る部分があり、短いけど足を踏み外すとアウトな
場所なので注意して進みました。
途中からは鎖があるため楽に進めます。
前日よりは核心部が少ないため比較的楽に穂高岳山荘に到着。
ここで、adichさんと出会う。
行程で一部重なるところがあったので、出会う可能性があるのは
知ってたけど、やっぱり山で知り合いに会うと嬉しい!
adichさんも、当初の予定を変更して当日中に上高地へ下山すると
いう話を聞き上高地で合流予定に。
分かれたあと、小屋で暖かい物を取ったあと、ゴールの奥穂へ。
さすがに核心部は過ぎたとはいえ、二段梯子を上ると途端に
風が強くなりピークに着くころには暴風に・・・・
ジャンが見えるくらいの霧なら、ジャンだけでも登ろうかと
考えていたのですが、山頂に立っているのも辛いくらいの風のため
そうそうに写真だけ撮って涸沢へ。
ここで再びadichさんと合流。
僕らが奥穂ピストンして涸沢に向かっている間に、北穂まで縦走して
先に涸沢に着いてしまうなんて、なんという健脚! びっくりしました。
その後は、三人でだらだら話しながら下山。
涸沢から下は雨に悩まされることもなく、時折写真など撮る余裕がありました。
上高地に着くころには暗くなりましたが、夜の上高地は初めてだったので新鮮だった!
ほとんど、真っ白な縦走路で修行のような3日間でしたが
テント泊装備で岩場の縦走路を歩くのは良い経験になりました。
晴れてるときにまた、リベンジしたいです!
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