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Yamareco

記録ID: 657970
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳縦走(縞枯山・天狗岳・硫黄岳・赤岳・権現岳・編笠山)

2013年10月30日(水) 〜 2013年11月01日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
32.4km
登り
2,251m
下り
3,610m

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
0:40
合計
7:30
10:10
10:10
90
11:40
11:50
70
麦草峠
13:00
13:20
130
15:30
15:30
40
16:10
16:20
40
17:00
2日目
山行
11:00
休憩
1:30
合計
12:30
5:30
90
7:00
7:10
50
8:00
8:00
80
9:20
9:30
30
10:00
10:20
100
12:00
12:10
60
13:10
13:20
60
14:20
14:40
20
15:00
15:00
50
15:50
16:00
60
17:00
17:00
60
18:00
道の駅こぶちさわ
3日目
山行
1:00
休憩
0:00
合計
1:00
10:00
60
道の駅こぶちさわ
11:00
小淵沢駅
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
6時過ぎ 岡谷駅
JRで茅野まで移動し、バスで北八ロープウェイに向かう
JRで茅野まで移動し、バスで北八ロープウェイに向かう
観光客のじじばばに囲まれ山頂駅へ
天気は晴れの予報だったが、坪庭はガスの中
観光客のじじばばに囲まれ山頂駅へ
天気は晴れの予報だったが、坪庭はガスの中
縞枯山荘までは木道をすいすいと歩いた
縞枯山荘までは木道をすいすいと歩いた
濡れた木道は滑りやすいので注意
濡れた木道は滑りやすいので注意
雨水の流れる登山道を登って縞枯山を目指す
雨水の流れる登山道を登って縞枯山を目指す
10時過ぎ 縞枯山山頂
ちょっと歩いて展望台へ
きた〜〜〜!
10時過ぎ 縞枯山山頂
ちょっと歩いて展望台へ
きた〜〜〜!
天狗岳は遠い!
麦草まで一気に下る
麦草まで一気に下る
11:40 麦草ヒュッテ
11:40 麦草ヒュッテ
中山までは苔生した登山道
トトロやもののけを想い出す
中山までは苔生した登山道
トトロやもののけを想い出す
ホシガラス、かな?
ホシガラス、かな?
13時 高見石小屋
ランプがずらり
13時 高見石小屋
ランプがずらり
太陽蝶の羽のような白駒池
太陽蝶の羽のような白駒池
中山から天狗岳
かなり近くなった
中山から天狗岳
かなり近くなった
中山峠を越えて天狗岳がさらに近くなる
中山峠を越えて天狗岳がさらに近くなる
15:30 東天狗岳頂上
ガスのため展望は無い
15:30 東天狗岳頂上
ガスのため展望は無い
根石岳頂上
箕冠山(みかぶりやま)から下り
箕冠山(みかぶりやま)から下り
昨夜の冷え込みで凍りついている
昨夜の冷え込みで凍りついている
ヒュッテ夏沢
硫黄岳へは約300mの登り
ヒュッテ夏沢
硫黄岳へは約300mの登り
朝焼けがきれい
ケルンがいくつも建っていた
ケルンがいくつも建っていた
振り替えると昨日歩いてきた山々
振り替えると昨日歩いてきた山々
大キレットと槍ヶ岳がはっきりと見える
大キレットと槍ヶ岳がはっきりと見える
7時 硫黄岳頂上
かなり広い山頂だ
かなり広い山頂だ
避難小屋
爆裂してます
横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳
中岳の向こうは権現岳がかぶっている
赤岳はうっすらと雪化粧
横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳
中岳の向こうは権現岳がかぶっている
赤岳はうっすらと雪化粧
横岳までの鎖場
ふっさふさ
もっさもさ
雲の上に顔を出す富士山
雲の上に顔を出す富士山
赤岳への縦走路
横岳の荒々しい岩稜
横岳の荒々しい岩稜
10時 赤岳頂上
富士山に祈りを捧げる修行僧ao
富士山に祈りを捧げる修行僧ao
踊るうっきー
キレットのガレ場
気を抜くと石を落してしまう
キレットのガレ場
気を抜くと石を落してしまう
阿弥陀岳南稜
3人組がクライミングしていた
3人組がクライミングしていた
阿弥陀岳と赤岳
ウワサに聞いてた鉄橋子
ウワサに聞いてた鉄橋子
なんせ長〜い!
13:10 権現岳頂上
13:10 権現岳頂上
権現岳のポチポチ岩はかわいい
権現岳のポチポチ岩はかわいい
ザレ場、思っていたよりかなり悪い!
ザレ場、思っていたよりかなり悪い!
青年小屋が近づいてきた
編笠山の下部はゴロゴロ岩
青年小屋が近づいてきた
編笠山の下部はゴロゴロ岩
「遠い飲み屋」のおしながき
「遠い飲み屋」のおしながき
15時 編笠山頂上
15時 編笠山頂上
阿弥陀、中岳、赤岳、中岳の向こうは横岳
阿弥陀、中岳、赤岳、中岳の向こうは横岳
編笠山から下界を望む
編笠山から下界を望む
途中の1本道
なんのための道だろう
途中の1本道
なんのための道だろう
八ヶ岳の全貌
空が高い
ザルそばとネギトロ丼のセット
ザルそばとネギトロ丼のセット
エビのかき揚げそば
エビのかき揚げそば
このグルグルは何?
このグルグルは何?
ご当地マンホール
ご当地マンホール

装備

個人装備
防寒着 雨具 ヘルメット アイゼン ツェルト テルモス

感想

待ちに待った山行
八ヶ岳を北から南へ縦走する
阪急高速夜行バスで岡谷駅に6時過ぎに到着
飲み水はスポドをそれぞれ1L
それ以外の水をうっきーは2L、aoは0.5L持つ
JRで茅野まで移動し、バスで北八ロープウェイに向かう
天気は晴れの予報だったのだが、上空はあいにくの曇り空だ
観光客用の木道をすいすいと歩きすぐに縞枯山荘に到着
雨水の流れる登山道を登り、10時すぎに縞枯山山頂
この辺りからガスが晴れて空が望めるようになる
下って登って茶臼山は11時前
麦草までは一気に下って、麦草ヒュッテは11:40
中山までは苔生した登山道を歩く
丸山を通って高見石小屋には13時
小屋裏の岩を登って展望台から白駒池を望む
天狗岳がかなり近くなったがまだまだ遠い!
さらにこの辺りから空模様がまたあやしくなってきた
15:30 東天狗岳頂上はガスのため展望は無い
片づけ中の根石山荘のスタッフに声をかけ水を補給させてもらう
17時 箕冠山
オーレン小屋まで行ってテント泊の予定だったが、
疲労困憊のためこの辺りでビバークすることにした
冠の名の通り平坦な地だったのでテン場はすぐに見つかりテントを設営
持ち上げたエビスビールで乾杯!
気温もかなり下がり、もしかしてと外を覗くと満天の星空が
明日は予報だと曇り時々晴れ
この星空に期待をこめて20時に就寝
「明日は晴れますように!」

翌4時起床
空は、、、昨晩に続いて満天の星空
5:30 暗闇の中を出発
昨夜の冷え込みで水たまりが凍りついていた
ヒュッテ夏沢からは硫黄岳へ約300mの登り
北アルプスの大キレットと槍ヶ岳などが遠望できる
7時 硫黄岳頂上
横岳の手前でヘルメットをかぶり、ここから岩稜帯歩行が始まる
岩場に雪がついているが、雪の状態は悪くはない
アイゼン無しで歩行することにした
鎖場をこなし、8時に横岳の頂上に着いた
途中、大量の霜柱を発見
実はうっきーは霜柱フェチだ!
霜柱を見つけるたびに歓喜してさわりまくり癒された
横岳の荒々しい岩稜帯を越えて、10時 赤岳頂上
ここからも先も初めて歩くルートだ
行きたくて仕方なかったキレット
どんなとこだろう!?
踏み固められていないのでとてもザレていて、気を抜くとすぐに石を落してしまう
一気に下って12時にキレット小屋へ到着
テン場の視察をして権現岳へ登り返す
こちら側から赤岳と阿弥陀岳を見るのは初めてだ
左右が入れ替わって何だかヘンな感じがする
ウワサに聞いてた長〜い鉄橋子を越えて
13:10 権現岳頂上
権現小屋から乙女平にある青年小屋まで下る
道は思っていたよりかなり悪い!
青年小屋から登り返して、15時 編笠山頂上
また赤岳や阿弥陀岳が見えた
天狗岳を見つけてあんなに遠くから歩いて来たんだなぁと感慨にふける
さぁ、ここから観音平まで1,000m、下界まで700m、合計1,700mを一気に下る
膝はもつか?体力はもつか??明るい内に下れるか???
編笠山からの下りはかなりの急こう配だった
押手川では疲れ切って膝はガクガク!太ももパンパン!!
17時 観音平
まだ明るいのでこのまま歩き続けることを決める
一般道に合流して街灯のない真っ暗闇の中をとにかく歩き続けた
ヘッデンを出すにも疲れすぎていて止まるのがつらかった
もうすでに限界を超えていたのかもしれない
18時 道の駅こぶちさわ周辺の空き地を幕営地にした
テントを設営してビールで乾杯
フリーズドライの夕食後すぐに就寝
極度の疲労で何度も目を覚ました
人間は疲れ過ぎるとあまり眠れないらしい

翌、8時起床
湯を沸かしていつも通りスティックコーヒーを飲む
朝食はレーションの残りでクリームパンや大福などを食べた
いつもと違ってスローペースで片づけする
たまにはゆっくりするのもいいでしょう!?
隣のスパティオ小淵沢に立ち寄り、「延命の湯」の温泉で2日分の汗を流す
JR小淵沢駅まで歩き電車で茅野まで移動して駅前のそば屋でお昼ご飯
16時過ぎの高速バスに乗って帰ってきた

今回の山行もたくさん歩いたなぁ!

10月29日夜22:10発阪急高速バス松本行に乗車。5,350円。うっきー19キロ。ao18キロ。10月30日6:11JR岡谷駅着。朝食は、おにぎりとアマノの味噌汁。6:59電車に乗る。320円。7:23茅野駅着。7:55バス。1200円。8:47北八ロープウェー下駅。9:00ロープウェーに乗車。1000円。紅葉は終わったところのようだった。9:06山頂駅着。気温4℃。ストレッチをして靴をきちんと履いた。ガスっていて上着を軽く濡らした。前日は雨だったようだ。9:25スタート。笹の上の木道を歩く。9:35縞枯山荘。閉鎖していた。雨峠から縞枯山までの道は、角の取れた丸い岩の道で湿っていたので何をしても滑った。歩きにくかった。山頂(赤い岩がごろごろ)は眺望なし。途中展望台があった。稜線に出るようなもので、強風だった。11:40麦草峠。車道に出た。丸山までの道は苔の森だった。道はぬかるんで歩きづらかった。12:40丸山山頂。12:55高見石小屋(ランプがずらりと並びいい雰囲気。)小屋の後ろの岩場を歩き回った。荒船山を見た。相変わらず、山頂はまっ平らだ。白駒池が太陽蝶の羽のように青く光っていた。美しかった。
そこでも風が凄かった。長居は出来なかった。13:50中山。14:0 0中山展望台。強風。14:25中山峠。黒百合ヒュッテと天狗岳の分岐だ。極小あられが降り出す。天気があやしくなる。15:30天狗岳。寒い!息がしにくい!15:50根石岳。ガスって真っ白。凍えそうだ。根石山荘に到着。水を分けてもらった。小屋の周辺は白い石がごろごろしていた。箕冠山の辺りでテント。17:00。夕食は鍋。空気が乾燥していたのか、テントの結露がなかった。夜には晴れて星がきれいだった。木の隙間から眺めた。寒くて、行動中は200mlぐらいしかスポドを飲まなかった。真夏ではその10倍は飲んでいたのに。20:00就寝。
10月31日4:00起床。鍋の残りに麺を入れ朝食とした。5:35テント撤収。気温3℃。6:00夏沢峠。水たまりは凍りつき、霜柱の成長が半端ではなかった。10センチはあった。硫黄岳の爆裂火口が見えてきた。今回見たかったものの一つだ。だけど、思ったよりも爆裂していない。石切り場のようだ。火口らしくないし、でも周辺の岩を見たら溶岩であることは間違いないので、火口であったようではある。硫黄岳登りには、立派なケルンがいくつもあった。鬼軍曹は、冬山も来られますようにと 願掛けしていた。7:00硫黄岳山頂。昨日からの縦走路が見渡せた。避難小屋があったので、せっかくだから避難してみた。特に感想はなし!大ダルミのほうへ進むと、爆裂火口のような地形に出た。こちらは地図によると、ジョウゴ沢火口となっていた。硫黄岳山荘を通り、8:00横岳。途中鎖場があり、左に巻くことが多かった。8:25三叉(さんしゃ)峰(ほう)。杣添(そまぞえ)尾根を確認。なだらかな尾根で右も左も似たような尾根が並んでいる。木が生い茂り、稜線の岩稜帯とは対照的だ。岩峰を巻きながら進み、9:08地蔵の頭。地蔵尾根は、今年の1月に行者小屋から登ってきた。今見ると、明瞭な尾根ではないかんじがした。登山道は所々凍結していた。9:50赤岳。天狗尾根のパーティーが見えた。ちょうど、大天狗を直登し懸垂下降しているところのようだった。3から4人のパーティーで一人がおーい!と呼びかけてきた。気分は最高潮のようだ。こちらは、かなりガレた斜面になる。夏山での天狗の頭辺りを思い出させる。雪がついていたら、少し違うルート取りをすることになるだろう。少ない知識で考えた。11:40キレット小屋。閉鎖中。テン場、水場あり。12:21ツルネ。出合小屋との分岐(ツルネ東稜)。旭岳は、記憶にないが権現に向かう長―い梯子はよく覚えている。息が切れた。13:10権現岳山頂。狭い!そこで写真撮影に30分も使った。赤岳からはずっと阿弥陀の南陵を観察しながら歩いてきた。鬼軍曹に説明を受けながら、3峰のおしりみたいな岩も見た。2峰あたりに狸岩?それとも木?があった。前穂の北尾根の狸岩の親戚かも??青ナギは、登山道は、黄色いのに横の斜面は灰色だ。変わった色の組み合わせだ。目立つので、南陵を見落とすことはない。少し鞍部になっているところをみると他よりも地盤が緩いのだろう。いつから青ナギと呼ばれているのだろうか。14:20乙女平(青年小屋)そこから見える権現岳は、山頂の岩がぽちぽちっと見えて何だか可愛らしい。ピンバッチのデザインにもなっていた。小屋には「遠い飲み屋」とかいてあった。ここで飲み明かすのも楽しそうだ!小屋から編笠へ行くにはまず灰色の岩がごろごろしたところを登り始める。遠目で見ると巨大な石垣に見えた。自然の造形美なのか、人の手によるものなのか。15:00編笠山。樹林帯を抜けると開けた山頂に出た。天狗岳は見えなかったが、歩いてきたところを見渡せ、感激。やっぱり権現岳の山頂のぽちぽち岩は可愛い。
15:50押手川。17:00観音平。

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技術レベル
3/5
体力レベル
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