観音崎公園散策

早朝から珍しい斑紋の積雪の富士山がその秀麗な姿を見せてくれる。津波に対する恐怖（30年ほど前に江の島の岩場で、高波に流されそうになって泣き叫ぶ子供を、必死になって片手は我が子、片手は岩を握り、引く波に耐えたトラウマかも）が有り、東日本震災以来海辺には余り近寄ってはいない（みなとみらいは何度か行ってしまったが）。最近は特に山方面に足が向いてしまっているので、たまにはぼんやりと浦賀水道から房総半島でも眺めてみたいと思い、134号線を鎌倉、逗葉新道経由で16号に入りトンネルを何度も通り抜け、横須賀市街を観音崎に向かう。数年前に訪れた横須賀美術館を過ぎ観音崎の駐車場に（1回560円）。海辺の遊歩道を行くと、10Kmほど先の富津や東京湾観音、登った鋸山、富山、伊予が岳など房総の山々がくっきりと遠望できる。東京湾は相模湾の様に白波は立って無く、コバルトブルーが美しい。灯台への急坂を登る。観音崎の白亜の灯台（200円）が空と海の青さに際立つ。灯台の足元で鳶を気にせず昼食を取る。船舶海難者慰霊塔や猿島に似た32サンチ砲台跡などを廻って駐車場に戻る。横須賀駅前を通過し16号を船越で逗子方面に左折する。（日本に入塔可能な灯台は15基程有るそうな）