本郷ふれあい公園とその周辺（海老名/藤沢）

目久尻川用田橋際に出来た公園、本郷ふれあい公園は大型遊具が有り、災害時の避難拠点になるアイテムが整備されている、緑の芝生広場の公園。大きい公園ではないが交通量の多い道路に囲まれて重要な施設だ。
　近隣は目久尻川の両側に田畑が広がり、河岸段丘の上に大きな敷地の農家や温室が点在する市境の地域で、その真ん中を東海道新幹線が最高速で頻繁に行き交う。
　駐車場から用田橋を渡り左岸を南西に歩き始める。土手の草刈りの最中で10名程の作業者が斜面で刈払い機を操作する。見通しが良く気持ちも良い。川面は鴨のカップルが音を気にせず泳ぎ、鷺が微動もせず狩猟中。後ろに高座清掃組合の巨大焼却施設と温水プールの建屋が有るが、それ以外は広大な農耕地が広がる。稲の天日干しの所為か雀の鳴き声が大きい。畔に目を凝らせば子供を二羽連れた雄の雉が周りに注意しながら食餌中。ルコウ草か可愛い花が道端に点在する。そんな自然の中を歩く田舎の散歩道。戸中橋際にベンチが有りコスモスが満開だ。ここで折り返し焼却工場手前を左へ新幹線を狭い橋で渡ると、高座清掃組合が管理しているらしい笊菊畑が有る。五分咲き位だが手入れが良くきれいな花を咲かす。しばらく愛で温室に沿い農作物を眺めながら旧道を下れば本郷ふれあい公園に戻る。