吾妻山公園散策（中郡二宮町）

明日からは雨が降る確率が高い。今日は午前中、雲が強めの陽射しを時折遮り、洗濯物や布団干しの心配をしたが、午後からは雲も飛び、お出掛け日和になった。短い時間だが眺めの良い所に登りたいと、二宮の吾妻山へ向かう。西湘BPからの展望と光り輝く相模湾を見ただけで満足したが。車を止め新幹線を潜りトンネル際の釜野口から登り始める。僅かに上って切通しから海を眺める。抜ける風が心地良い。コースに戻って木立の中、山頂を目指す。この山も樹木の名称板が多くより興味が湧く。驚く事にセミの鳴き声が聞こえる。とんでもない遅生まれだ。道端には少ないがアザミや野菊、水引が見られる。落ち葉の多い脇道を経て山頂広場に至る。うっとりする程の約束された展望。15年前に似た名称で上信国境の百名山四阿山に登ったが、決して劣る眺望ではない。三浦半島、伊豆半島箱根丹沢と、淡いが矢倉岳の上に富士山が控え、菜の花は無いが光溢れる相模湾がレフとなって、周囲の展望に光を当てる。ゆっくり一周して一時間半ほどの癒しの時間に満足し、帰りに西友で夕飯を仕入れ、バックミラーに移る夕日を意識しながら馬入橋を渡り返す。