馬入土手を歩く（相模川右岸）

平塚に住んだ事は無いが、父方祖母の生家が平塚市の大神に有った。今は跡形も無いが東海道新幹線の工事に伴い、寺と墓地改修に行った事を朧気に覚えている。その様な事で縁が有り相模川や平塚もよく訪れている。
銀河大橋を渡りテクノロードを一号線に南下すればアリーナが有り、駐車場に車を止める。土手に上り河川敷に降りる。サッカー練習場の緑が鮮やかだ。再び堤防土手上を歩きR1と東海道線をくぐる。11月半ばでも気温が高く、ガード下の日陰が寒く無く心地良い。右手に工場や競輪場、住宅地が有る。左にはそこかしこで釣竿を出す人も多い。電車が通る度に鉄橋が走行音で響く。時折水上バイクもエンジン音を響かせる。
築港でコの字型に堤防道は迂回して海岸に向かう。R134の湘南大橋をくぐれば平塚新港や釣り船店、食事処が有る。空は青く鴎、トビが飛び、その上空をセスナやヘリコプターが飛び、更に遥か高く飛行機雲が伸びて行く秋の午後、上げ潮に促される様に来た土手を川上に踵を返す。