紫陽花の時期以外は“あしがり郷”瀬戸屋敷は一番の観光スポット、と云う事だが、あじさい祭りは毎年来ていても、瀬戸屋敷も混雑している事が多く、外から覗いただけで立ち寄る事は無かった。今日の天候も素晴らしく家から見える富士山を、もっと近くで見たいと思い、西に行くしかないと車を走らせる。
駐車場は広く立派になっているが、10台程度しか止まっていない。門前に大きく明神ヶ岳が横たわりそれに対峙する屋敷。往時の支配力が容易に想像できる。屋敷内に水路が引いて有り、入って左の水車が勢いよく回転している。外側の竹の小路からなまこ壁の土蔵に行く。二階建ての大きな蔵。コンサート等のイベントが出来そうだ。蔵先には懐かしい玩具が用意されている。渡り廊下で主屋に渡り一折り眺めて回る。一部だけ見れば懐かしさを感じる。歪んだガラス越しに庭を眺める。ひと時殿様気分に浸れる…。
松田山のハーブガーデン脇がピンクに染まっている。松田駅周辺に今年の桜まつりは中止と掲示されている、と云う事で松田駅前駐車場に止めて西平畑公園を目指し坂道を登り、東名高速を潜り入り口に到着。ここからは階段を登る。河津桜は全体の1〜3分咲き程度、菜の花は見頃。祭りは中止なので歩いて登ってくる人だけのがら透きで、密にならずのんびりと堪能できた。眺望も富士山から箱根山伊豆大島利島迄見渡す事が出来た。自宅に帰ってからの夕焼空と富士山も素晴らしかったが。佳き日。
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