開成町アジサイはまだ早い（瀬戸屋敷周辺）

例年紫陽花の季節には地元湘南地区以外は、相模原北公園と開成町あじさい農道へ出掛ける事が多い。それ以外でもきれいな所は随所に有るが。
　住まいから見て相模原は北に当たるので、地元の咲き方を目安にすると西の方が外れが無いと思い、開成町に出掛ける。
　用事を済ませると午後一時は回っているが、一時間余りを掛けて酒匂川を渡り町域に入る。
　開成町は神奈川県内最小面積の自治体だが、ほぼ平面の街なので余計な事だけれど、住民の方は用足しするのに自転車だけで用を済ませる事が出来そう。
　あじさい農道が見えそうな所から眺めても、全体的には如何にもまだ早く、あしがり郷瀬戸屋敷に目的地を変えて向かう。用水の豊富な水量を眺め瀬戸屋敷を覘く。手入れされている庭と水の流れる音、水車の木質機械音。安心出来る仮想田舎の風景。
　売店を一回りしてソフトクリームを食べる。頭上には黒い雲が流れてきたが、周囲を散策し田植え風景にしばし見とれる。田植え機で最後はどの様に出て来るのかなど、農家の婦人に話を聞けた。
　帰りに開成水辺の公園に立ち寄り、緑の芝や酒匂川の流れ、ロマンスカーを見て癒された開成町を後にする。