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スズタケが枯れたのはシカが増えたのが原因という文献があります。
地球温暖化で降雪量が減って鹿が死なずに越冬しやすくなった、シカ減少による保護政策、狩猟者の減少でシカの捕獲数が減ってシカが増えたそうです。増加したシカがスズタケの芽を食べるのでスズタケが枯れたという結論です。
でも、他の文献では地中のタケの成分量を年代別の地層で調べると増減を繰り返しているとの事。タケが何故そのようなサイクルをするのかは不明だそうです。
農家の周り等に手付かずの林を見るのは、戦後にプロパンガス等が普及して薪を使わないので木を切り倒さなくなったからのようです。たかだか50〜60年ぐらいで立派な林になります。今は木が大きくなりすぎて管理出来ないのと邪魔なので皆伐しているところが多いです。渋谷区代々木にある明治神宮の木は人工林で100年ほどしかたっていません。
地球史から考えると自然環境の変化を数年〜数十年調査したくらいでは、スズタケが枯れた原因をシカの食害と結論付けるのは無理があると思います。
でも、シカは秩父の山で良く見るのよね。シカの食害がスズタケの枯れた原因だとしても急峻な山でシカ猟は困難です。自然公園内だと通常は個体数調整の狩猟をしないでしょうし。
saitama-nの日記:秩父と奥多摩の山で会う動物(痕跡含む)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-134506
saitama-nの日記:有害鳥獣捕獲に注意(猟期以外でもやっています)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-150801
saitama-nの日記:ハンターとマタギとハンター減少について
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-154067
saitama-nさん
こんばんは
鹿がスズ竹の芽?を食べるというのは初めて聞きました。
もし食べるとすれば熊と同じようにタケノコだと思います。
秩父多摩のスズ竹が枯れたのはある一定の周期で竹が一斉に開花して枯れる特性だと思います。
実際に6から7年前から白い小さな花が咲き始め、次々に立ち枯れていきました。
立ち枯れると数年でぽきぽき折れてそこが藪であったことなど分からなくなります。
地図にハイキングコースとして表示されていない所謂道のない尾根は景色が一変しました。
鹿のいない礼文島などでも40年以上前に竹が一斉開花して竹が一掃されたことを記憶しています。
秩父の山でスズタケの花が咲きましたか。
当時は山に登っていなかったので見られなかったのが残念です。それならタケノコにしてもシカによる食害でスズタケが枯れたとは考えにくいですね。花が咲いた後に竹が枯れる話はよく聞きます。
自分の知っている情報だけで判断を下すのでは真実にたどり着けませんね。スズタケの花が咲いたのを知らなかったので、スズタケが一斉に枯れたのは何故なのか自分には想像がつきませんでした。
「秩父」と「スズタケの花」のキーワードで調べれば詳しい経緯を知る事ができるかもしれません。貴重な情報ありがとうございます。
いくらネットや文献に情報があっても、手掛かりが無いとその事を調べるのは難しいです。
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