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https://www.sangakujro.com/新技術開発「山岳遭難者をドローンで捜索」/
こちらのレポートを読む限り、ドローンを動かすバッテリー駆動時間(20〜30分くらい。低温時には更に短くなる)を克服しない事には山岳遭難に対応するのは難しそうです。ガソリンエンジンなら航続時間を伸ばせそうです。ガソリンエンジンはドローンを飛ばすうえで法的な問題があるのかもしれません(可燃物なので)。
赤外線カメラやサーモカメラを搭載していても操縦者のモニターでチェックするので使用者の経験が問われます。野生動物にも反応するだろうし。
自分の見解としては今のところドローンは山岳遭難捜索に適しません。航続時間が伸びたとしても、ドローンからの情報を生かすのは技術の向上と実地の検証が必要です。情報を精査する人の技術と経験がどのくらいなのかという問題もあります(ドローン操縦のプロだとしても、捜索のプロでは無い)。
山岳遭難捜索はドローンがメッシュ捜索(捜索範囲を網目状に分けて捜索)を自動でやって、受け取った情報をタブレット端末等で処理できるくらいにならないと実用にならないと思います。
山岳遭難対策としては登山者本人が持つココヘリ(ヒトココ)にかなう物は今のところ無いでしょう。
※Act of Valor(邦題:ネイビーシールズ)に出てきたドローンは実際にあるのね。映画で使う想像上のドローンだと思っていました。
手投げ無人偵察機 RQ-11レイヴン - Hand Launch Small UAV RQ-11 Raven
DJI:Mavic 2 Enterprise
https://www.dji.com/jp/mavic-2-enterprise
saitama-nの日記:現在使える遭難時位置情報探知(通報)システムはどのようなものがあるのか
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-175772
saitama-nの日記:ココヘリで山のリスクを改めて考えるようになる(前回の日記内容お詫びも)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167673
saitama-nの日記:ココヘリ(ヒトココ)の性能がアップしている
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-180703
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