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単独で山に登り始めた頃に図書館で登山に関する本を借りました。その中の雪山本を読んで雪山の滑落時に何でアイゼンをつけた足を上げて斜面にピッケルを抱えるようにして刺すのか分かりませんでした(その時読んだ本には何故足を上げるのか説明が無かった)。どうしてアイゼンをつけた足でブレーキしないの?と。
今では雪山滑落時の加速がついた中でアイゼンの足でブレーキをしようとすると確実に足を痛めるのが分かります。
理由を知った時に何も知らないのは罪なのねとしみじみ思いました。
トレッキングポールもとりあえず使えば山歩きが楽になると思っていたし。
ヘタレなのと体力が無いのと雪山が怖いので雪山に行かないと思うので知ってどうなるかという話でもありますが。
saitama-nの日記:国立登山研修所のテキストとハンドブックの内容が濃い
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-186467
saitama-nの日記:転げ落ちる(トレッキングポールの危険性)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-96720
saitama-nの日記:トレッキングポールは力(体重)をかけて使うものではない
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-175064
転倒した段階で即の足ブレーキは有効ですね。
加速がついてしまってからでは、テキストに書かれている通りです。
ちなみに滑落停止の基本姿勢、荷物が重いと、仰向けからうつ伏せに回転できなかったり、腕が伸びて制動できないことがあるので、私は別の方法でやっていました。
pasocomさんの日記( https://www.yamareco.com/modules/diary/75709-detail-87998#viewcomment )にコメントとして書きましたので、興味があればご一読ください。
今はヤマレコを退会されてゲストになっている方のコメントも役に立ちますよ。
(この方はEK指数を提案された方です。)
ピッケルの転倒時の扱い方でこんなにも人によって違い(考え方)があるとは思いませんでした。雪山の歩行技術は奥深いですね。guchi999様がピッケルの扱いで述べているように荷物が重かったり、疲労時に確実に止めるとなると腕の力だけでは無理ですね。雪山は体力だけではダメなのがよく分かります。
雪山の歩行技術は経験者の元で訓練をしつつ、状況によってどうすれば歩行技術が有効に働くかを考えないとですね。想像力と大胆さが必要な気がします。
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