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だって、登りで疲れているのよ?
下りの方をお待たせして焦るわりには思うように足が前に進みません。お待たせして申し訳ない気持ちも。
登り優先について調べると下記の理由によるもののようです。
登る方のペースを乱さないようにする(ペースが乱れると疲労するので)
登る方を待たせると、下る方による落石等で登る方を危険にさらす可能性がある
登る方は体力的にきつくて下る方に比べると周囲の状況を把握・判断する余裕が無いから
登りで足を滑らせても膝をつくぐらいで済むけど、下りで足を滑らしたり石を蹴ってしまうと滑落や落石等で登る方を危険にさらしますね。
自分は岩山とか雪山の危険な場所を歩かないので登り優先の重要性が分からなかったようです。
危険でない場合は状況によって登り優先かどうかの判断で良い気がします(相手が同じ判断をするのかという問題はあるけど)。
それはそれとして、元々の登り優先というのは車の山道走行からきているのでないかしら?
昔の非力な車だと勾配がキツイ場所で登りの車が止まると停止からの発進はトルクがなくて登れなかったり砂利でタイヤがスリップ。下りは加速がつくのと砂利でスリップして減速が効かずに登り車両に突っ込んだりと。
ダム建築に携わった方からダンプカーが荷物満載だと下りきったところで加速不足とトルク不足で登れず、ウリャーと下りで加速して勢いで登ったというのを聞きました。そんな事していてよく車ごと谷底に落ちなかったね。
まあ、自分はヘタレなので登りでも下りでも「休憩しているのでお先にどうぞ」と言っちゃうけど。
「ゆずりあい埼玉」ですから。
saitama-nの日記:ゆずりあい埼玉(狭い山道)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-198344
saitama-nの日記:ゆずりあい埼玉(狭い山道)その2(お互いを邪魔と思う)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-198793
saitama-nさんこんにちは。
私は登り優先の意味を
>登る方を待たせると、下る方による落石等で登る方を危険にさらす可能性がある
と習いましたし、実にその通りだと感じています。
また、動く人は谷側を通る、といったルールもあります。
絶対では無いと思うのでリスクが低いすれ違いでは譲りやすい方が譲れば良いよね、と臨機応変に対応しているつもりです。
しかし、時折困るのが明らかにリスキーな勾配や足場の状況で私が上方にて鉢合わせした時、「どうぞ」と譲っても
目の前にある難所に戸惑うのか、「先に降りてきてください」と譲り返しされる場面が多々あります。
「したらば、お先に」と降りても良いのですが、下の方は大抵の場合フォールラインのど真ん中で待っています。
万が一を考えると、非常に緊張し、一分のミスも許されない下降になります。
少し脇に避けといてくれれば気持ちが楽になるのですけどね。
また、急斜面のトラバース道でも谷側に避けて「どうぞ」と言われると、結構困ります。
山のマナー、ルールって環境保全と安全を基準に考察すると「なるほどねぇ〜」と理解が深まる物が多いので色々調べると面白いですよ。
land-raider様
千葉県勤労者山岳連盟:大人数パーティが道を譲らない為、脇を通りすぎようとして・・
https://www.cwaf.jp/potential_accident/zyuso/429/
こちらのヒヤリハット事例を見て、そういえば登り優先いうけど自分はさっさかパスしてもらった方が気持ちが楽なんだけどなあと思ったので今回の日記を書きました。
land-raider様がおっしゃるとおりに山のマナーだから、〇〇の時はこうするべき等と思考停止だと本来の意味を履き違えてしまいますね(安全確保を怠ったりと)。
saitama-nさん はじめまして〜
どこから仕入れた知識だったかは忘れましたが、自分も登山を始めた頃「登り優先」のルールが正しいと何の疑いもなく実践していました。
…が、何度か実践しているうちにモヤモヤしてきて、今ではすっかり「どっちでもエエやろ〜(^_^)v (ゆずりあいの気持ちがあれば)」ってな具合に落ち着いてます。(^o^)
その都度、お互いの離合点を見極めて相手さんが立ち止まってくれた足場により、不安定そうなら少々ムリを云って先に進んで貰うときもありますし、逆の場合なら「こちらの足場が悪いので先に行かせて下さい」とお願いして進む事もあります。
「登山あるある」では疑問に思うこともたくさんので、自分解釈に改造してることもたくさんありますねぇ〜(^^;)
onmyo-ji様
自分が子供の頃に親から言われたのか、学生の時の林間学校で言われたのかわかりませんが、「登り優先」と指導を受けたような気がします。
子供に理由を説明してもポカーンなので、こうしなさいという指導だったような。理由は不明だけど、なんとなく従う山のルールがありますね(今になって考えれば理由が分かるけど)。
自分に体力があれば「こんにちは。すぐ登るから、ちょっと待ってて下さい。待ってくれててありがとうねー」なんて言えたかもしれませんが、当方メタボロード爆走中なので無理ぽいです。
全てアレが悪いんです。僕は悪くない。
こんにちは。
「登り優先」も「すれ違いは待つ方が山側」も、単なる譲り合いではなく「安全面」から定まったものかと思います。この件について、僕も日記を書いていました。https://www.yamareco.com/modules/diary/54291-detail-85433
これからも良き山行を
wakatakeya様
リンク先を拝見しました。ビリヤードの玉は良い表現ですね(最悪な状況だけど)。
千葉県勤労者山岳連盟:落石の危険のある場所で不要に休憩をとってしまった。
https://www.cwaf.jp/potential_accident/o_climbing/461/
こちらで休憩時に落石の危険性を考えていなかったというのがありました。
理由が分からないまま山のルールに従っていたり、ここでしか〇〇できないと思い込んで安全性を後回しにしがちですね。
思い込みや疲労や時間に追われたりして。知らないというのもあるか。
千葉勤労岳連のサイトは興味深いですね。
さて、山を楽しむ人は安全と冒険(非安全?)との狭間で遊んでいる人が多いのではないかと思います。私自身は多分に安全ではない非日常に惹かれて様々なアソビに手を出しています(笑)。ただ、他人を危険な目に巻き込む事は避けたいので、その為のルール付けはしておこう、という感じでしょうか。
サイタマンさんのコメ返タイトルに返すとすれば、安全は何よりも優先…では無いと思います。安全が最優先なんて突き詰めたら、車道脇の歩道も歩けません(笑)。若かりし頃は「安全な場所に居るなんてつまんねえ」てな感じだったのを思い出しました
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