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今は枯れた笹しかありません。
鹿の食害と思っていましたが、笹枯れとの事(笹の花が咲いて種を作り、一斉に枯れる)。
saitama-nの日記:枯れたスズタケとシカ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-182907
Amazon:ステップアップ奥武蔵・秩父・奥秩父 (山歩き安全マップ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4533100007
こちらの本の和名倉山の項目に「二瀬尾根は笹ヤブが激しくルート不明だったが、2013年に60年に一度と言われる笹枯れが発生し、幾分わかりやすくなった。」とあります。
他の秩父の山もこの頃に笹枯れがあったようです。
araigenga様のヤマレコ山行記録:ウトウの頭−酉谷山−熊倉山 - 2008年12月07日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-33377.html
こちらの山行記録によるとスズタケはなんとか頑張っています。
2013年9月に大血川から酉谷山避難小屋(今は東京大学秩父演習林内を通るルートで立入禁止です)に登った時の小黒周辺のスズタケは既に枯れていました。
枯れ具合からすると2010年前後に笹枯れしたのでないかしら?(当時の情報が少ないので特定できません)
論文か何かで年代ごとの地層で笹成分含有量が増減を繰り返すというのがありました。
木々に覆われている山で日照条件が悪くて笹の勢力が拡げられなかったのが、林業等の伐採で笹が良好な日照条件を得て繁茂して、その後に笹枯れしたのでは?というものも。
笹枯れは遺伝子レベルで笹に組み込まれているそうです(前回の開花後の種で育てた笹が離れた場所でも同時に開花したとか)。
笹枯れしてしばらくすると生えるという話があれば、鹿の食害で生えないという話があります。
安易な考察としては、狩猟と雪や寒さで鹿の個体数が調整される→温暖化で鹿の生存率があがる→鹿が増えて食害が増える(同時に狩猟人口の減少で個体数調整が出来ない)という流れ。
山に登る側としては笹薮が無い方が歩きやすくて良いのですが、今まであったものが生えない状況になったとすると怖い気がします。
とはいえ、人類の歴史だけで地球環境の変化を測るのもどうかと。恐竜がいた時代があったんだし。恐竜がいない現状を悲しむ方はいません。
笹枯れしたり、地球が温暖化したからといって、くよくよ悩んでも仕方ないよ。人類は自分の住み家を食うシロアリと同じ(極論)。
たとえ、人類が何かしらで滅ぶとしても地球には新たな生命が誕生するでしょう(「幼年期の終わり」みたいに)。
滅びに抗うのも、また人類(お、なんか良い事を言った感があるなあ)。
toradango様のヤマレコ日記:奥秩父の笹の開花
https://www.yamareco.com/modules/diary/62286-detail-96488
mtken様のヤマレコ質問箱:これは枯れた笹ですか?
https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=4753
saitama-nの日記:幼年期の終わり
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-208318
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