![]() |
![]() |
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-221245
ざっと調べただけで、千葉の山はこうだと決めつけるのもなので房総の山を紹介している本を読みました(そこは登ってこそだけど、遠いので・・・)。
Amazon:房総のやまあるき【増補版】 (新ハイキング選書第27巻)
https://www.amazon.co.jp/dp/4915184420
読んだのは増補改訂版ではありません(平成18年版なので2006年版)。
千葉の山(房総)は下記が問題になる様子(山にもよるけど)。
1 房総の山は多くが交通をバスに頼るので時間の制約がある(JRでも1時間に1本とか)
2 低山ゆえに登山道は作業道(今では使われないものも含む)が多くて道迷いしやすい
3 道標が少ない
4 訪れる人が少ないので踏み跡が薄く登山道がわかりにくい
5 登山道が整備されていない場所がある
6 樹林帯とヤブが多く、見通しが悪い(迷いやすい)
7 尾根歩きでピークを巻くと誤った支尾根に入りやすい(低山で目標が定まりにくい?)
8 低山の支尾根は入り組んでいて歩きたい尾根を間違いやすい
9 堆積岩の凝灰岩は柔らかくてもろいのと、痩せ尾根になりやすい(登山道を外れると崖があったりと)
10 観光に特化した場所でないと駐車場がない(個人所有や自衛隊敷地内の山だったりと)
11 ヤマビル発生地域がある(2006年当時なので今は温暖化と野生動物の増加でヤマビル発生地域が拡大している?)
千葉の山(房総)は低山だからとなめてかかると危険なようです(心構えの問題ね)。
地図を見た限りでは尾根を何度も乗り換えたり山を巻いたりすると明確な目標物が無いので方向感覚が狂うのと、GPSを頼りにショートカットして無理をしやすいのではと思いました。
普段の登山道が明瞭な場所を歩いている感覚で長時間の行程(いくつかピークを越えるルート)を組むと、公共交通機関の時間の制約があるので道迷い等で時間を浪費すると気が焦って正常な判断が出来なさそうです。
房総は登山口まで来るのに時間がかかるので(気軽に来れない)千葉県の山の特性を知らずに(知っていても)長時間歩きたくなるのかも。
本にはマテバシイに関する記述が多いです。マテバシイは海苔ひび(海苔を養殖する棒)や薪炭材等に使用するために明治後半から昭和前半にかけて植栽されたそうです(今はマテバシイを利用しないので管理されていない)。
マテバシイは葉が厚く葉の密度が濃いので林の中が暗くなり、下草等が生えず土壌流出の原因になるとか。
そういえば公園とかのマテバシイの下は土むき出しだなあ。
マテバシイのドングリ拾って喜んでいる場合でないね。
房総の山は都市への交通の便の関係で開発が進んでいない地域があるようで明治から昭和の面影を残す歴史を感じさせる構造物が多いようです。
千葉の山には陸軍の軍事遺跡(砲台跡や観測所跡等)や峠の関所跡等があります。
昔の佇まいや歴史好きな方にはたまらないところかもしれません(事前に登る山周辺の歴史を知っていた方がより楽しめるかも)。
千葉県といえば「南総里見八犬伝」です。
映画「里見八犬伝」の知識しかありません。志穂美悦子が女犬士役というのしか記憶に残っていません。最後は敵と相討ちだったような。
図書館で南総里見八犬伝を借りて読むかなあ(南総里見八犬伝は江戸時代のラノベだとか)。
※ラノベ・・・ライトノベル。娯楽小説のジャンルのひとつだそうです。
千葉県:関東ふれあいの道
https://www.pref.chiba.lg.jp/shizen/choubou/fureai/
クックパッド:マテバシイのレシピ
https://cookpad.com/search/マテバシイ
Amazon:現代語訳 南総里見八犬伝 上 (河出文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4309407099
Amazon:現代語訳 南総里見八犬伝 下 (河出文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4309407102
sari-paA様のヤマレコ日記:道迷い遭難の原因を推測する
https://www.yamareco.com/modules/diary/45128-detail-196604
saitama-nの日記:低山のほうが危険が多い
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-166069
saitama-nの日記:スマホのGPSで遭難?
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-166397
saitama-nさん、こんばんわ。
子供の頃の同級生で八犬伝にはまってる子がいて、
どんな話なのかはよく知らないけど、
なんか各々のシーンの話だけは
よく聞かされたのでところどころ知ってたりして。。
富山に登りに行ったときは、「伏姫籠窟」やら
「八犬伝終焉の地」やらも行きましたね。
ついでに今も近くの道の駅で買った、
「仁義八行(仁義礼智忠信孝悌)のTシャツ持ってます。(*´▽`*)
k-yamane様。
「南総里見八犬伝」は映画の「里見八犬伝」のようにトンデモな内容なんでしょう?
と思っていたら、Amazonの書評では評価が高いです(何かしらのダイジェストか何かで触れていて、好きな人しか読まないというのもあるだろうけど)。
千葉県の山について考えてなかったら南総里見八犬伝を読もうとは思わなかっただろうなあ。
でも、まだ図書館で借りてきた「アラスカ探検記」を読んでいないのよね。
Amazon:アラスカ探検記 ―最後のフロンティアを歩く―
https://www.amazon.co.jp/dp/4791772075
Amazon:Tip of the Iceberg: My 3, 000-Mile Journey Around Wild Alaska, the Last Great American Frontier
https://www.amazon.com/dp/1101985127
アメリカ本国の表紙と比べると表紙詐欺な気がしなくもないです。
アメリカ本国だと旅行記な表紙で、日本は探検な表紙。
南総里見八犬伝を読むのは来週以降になりそうです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する