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まずは登りと下りのどちらで膝に負担がかかっているのかでしょう。
1 登りで膝が痛む場合
登りの場合は踏み出してから軸足にする時に膝から足の裏へ垂直に力をかけているかだと思います。
登りで歩幅が広めだと足の裏へ垂直に力をかけにくいです。
子供でも百名山はクリアできます。歩幅が狭くても大丈夫です(時間はかかるだろうから気持ちは焦るだろうけど)。
2 下りで膝が痛む場合
足の筋力不足、関節の可動域の不足、足の柔軟性の不足が考えられます。
また、膝を伸ばしたままで着地をすると地面からの衝撃がダイレクトに膝にきます。ブレーキをかけるようにして下る方は、その傾向が強いと思います(着地時に膝を伸ばしがち)。
「登りは体力、下りは技術」という言葉があるようです。
トレッキングポールを使用しての下りは足の筋力の補助(太もも)に使います。トレッキングポールを突く位置は荷重のかかる軸足の横です。
トレッキングポールを使おうが、使いまいが歩く姿勢は変わりません(足の筋力の補助に使うので)。
足をつく場所にトレッキングポールを先行すると前かがみになって、骨盤が立たずブレーキをかけずに自然に下ることができないのと、胸を開かないので呼吸が辛くなります。
と、理論や理屈が分かっていても、山に登っているときや、疲れた時は全てすっとびます。痛みが無い時は理論や理屈は気にしないし。
自分でいろいろ試すのが山の面白いところだと思います。体力があろうが、無かろうが試行錯誤しながら山に登るのは楽しいです。
人それぞれの山行だし。
体重を落とすと膝にかかるショックが少なくなります。
体重を落とす時は山に行きながらでないと、自分のように「アレ?なんか、踏ん張りが効かない気がする」になります(体重を落として久々に登った時にそう感じました)。
体重があると余分なお肉がコルセットのように働き踏ん張りが効くのかしら。体重を落としつつも筋肉をつけないとね(慣れもあるかと)。
膝サポーターも良いです。
装着が簡単なものをオススメします。テーピングや装着が面倒なものはいくら便利で効能があっても使用しません。
強固に固定するタイプの製品は装着が面倒なのと暑苦しかったり、足上げの邪魔になって使わなくなると思います。
自分が使用しているのはマクダビッドのM414 ニーストラップです。
一本締めで、服の上から装着でもOK。長い下りで使用しています。
マクダビッド:M414 ニーストラップ
http://www.mcdavid.co.jp/product/item-m414/
Amazon:McDavid(マクダビッド) サポーター ヒザ用 ニーストラップ
https://www.amazon.co.jp/dp/B00I7MJS4C
saitama-nの日記:「Q&Aでわかる山の快適歩行術」を読む
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-221563
saitama-nの日記:トレッキングポールの使い方(下り)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-215136
saitama-nの日記:足の柔軟性が悪いと膝に痛みが出やすいそうだ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-225201
saitama-nの日記:膝サポーター(一本バンド)を買う
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167127
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