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遭難原因は道迷い(38.9%)、滑落(16.5%)、転倒(16.8%)の比率が高いです。
自然回帰、休みの取りやすさ、子育てからの開放、友人付き合いの減少、旅費や装備の金銭面で中高年以上の比率が高いのかしら(登山人口が多いので比例して遭難が多い?)。
※山岳遭難の統計には山菜採り・キノコ狩り等の登山でないものも含みます。
死者・行方不明者は40〜49歳(10.0%)、50〜59歳(12.7%)、60〜69歳(26.1%)、70〜79歳(31.1%)、80〜89歳(11.4%)。
中高年以上の死者・行方不明が多いのは道迷い(思い込みが激しい?)と体力不足(体力の衰え)が根本にあるのかな。
単独での遭難は全体の38%です。単独で無理しちゃイカンね。とはいえ、複数登山でも遭難原因の比率は同じくらいです(単独の方が深刻度は高いだろうけど)。
中高年以上の方の遭難が多いのは体力が一番の問題なのかもね。疲労困憊では冷静な判断ができないし、滑落・転倒を起こしやすいでしょうから。
自分の体力に合わせた山選び(登山計画)が重要?
自分が山でお会いした中高年以上の方(自分も含む)から想像するに下記の点が問題なのでないかな。
1 中高年以上の方はスマホの登山地図アプリやGPS機器に馴染んでいない方が多い
2 登山地図を持っていても老眼が進んで見るのが辛いので見ない
3 登山地図と方位磁石をきちんと見ない割には自分の進むルートが正しいと思い込む(自分です)
4 体力不足(自分が思う以上に体力が衰えている)
中高年以上のパーティ登山は疲労や体の不具合を他の方に言いづらいのもあるかも(迷惑をかけるのと、情けないヤツと思われたくないので)。
100名山踏破や地域の主だった山を全て登りたい思いで無理をする方とか(スタンプラリーでないけど登った実績の収集は楽しくて嬉しいですよね)。
年齢を重ねて体力が衰えても山に行き続ければ、いつかは山で・・・な気がしなくもないです。
「山に行くなと言っても行っちゃうのよ。あの歳だからもう好きにしてもいいと思うけど」的な。
誰でもそうだろうけど、「過去の体力、過去のもの」とは思いたくないです。
山岳遭難・水難|警察庁Webサイト
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/sounan.html
saitama-nの日記:ネタと思っていた『そうよ そうなの 遭難よ!』という歌
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-226863
saitama-nの日記:老眼鏡(今はリーディンググラスって言うの?)と道迷いについて考える
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-131406
saitama-nの日記:浦山大日堂-酉谷山避難小屋ピストンの帰り道で道迷いして散々な目にあった話
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-223111
※地図と方位磁石をろくに見ず、思い込みで山を下るとこうなります。
saitama-nの日記:GPSは必要ないと考える50代以上の方がいるようだ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-191799
※「年齢でくくるのは失礼」とコメントを頂きました。
一般家庭でインターネットが普及し始めたのはWindows98が発売された20年ちょっと前です。50歳以下の方は就職した時ぐらいからネット環境が整っている方が多いのでパソコンやスマホの操作に慣れている方が多いと思います。
そのような理由で50代以上の方は年齢層で比較するとスマホの操作が苦手で登山地図アプリを使いこなすのが面倒と思う方とGPS普及前から山に登られているのでGPSが無くても大丈夫と思う方が多いのではないかと思いました。50代以上の方を差別をしているわけではありません。
saitama-nさん、こんにちわ。
うちの子は小中学生のころから
スマホ持ちですが、
ヤマレコ見てるといまだにスマホを
持っていない、持とうともしない中高年が
少なからずいることを思えば、
年齢のくくりは差別云々ではなく、
実態を如実に表していると思います。
自分はもう60前ですが、、就職したころは
まだMS-DOSで、、パソコン通信がどうたら
こうたら、、って時代でしたからね。。(*´▽`*)
体力は思った以上に落ちていることは
自覚しているけど、実態はそれ以上に落ちてます(笑)
k-yamane様。
スマホの登山地図アプリやGPS機器があっても、目視に頼って確認しないのとショートカットで道迷い(戻りたくても戻れない)は生じると思います。
登山道を外れないのが一番なんですけど、緩やかで歩きやすい場所を歩いてしまいますから。
2026年にはドコモのガラケー終了ですからスマホに変更する方は年々増加するでしょう。
スマホのバッテリー切れ・スマホの故障(登山地図アプリの不具合)でお手上げというのが増えるのかしら。
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