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https://www.amazon.co.jp/dp/4635230104
長野県のお医者さんがかかれた本です(2019年に逝去)。
スズメバチの他に地面の中に巣を作るクロスズメバチ(地蜂)がおり、クロスズメバチのハチ毒はスズメバチに比べると弱いものの、地面の中の巣の上を歩いて振動を与えてしまい多くのクロスズメバチに刺されてアナフィラキシーショック症状でお亡くなりになった方がいました(登山道から沢へ下る時にクロスズメバチに刺された)。
今はハチに刺された時のアナフィラキシーショック症状を和らげるエピペン(アドレナリン0.3mgの携帯注射器)があります。
エピペンはアナフィラキシーショック症状を一時期抑えるだけで時間稼ぎな面があります(全身管理が必要になる時があるので)。
実際のところハチの一刺しのみでアナフィラキシーショック症状になる例は少なく、多くのハチから刺されるパターンで(何かしらでハチを刺激している)ハチ毒の量が多くなりアナフィラキシーショック症状を引き起こすようです(2回目以降に刺されるとハチ毒の抗体が異常反応してアナフィラキシーショック症状を起こしやすいとか。ハチ毒の量にもよる?)。
黒い服(頭髪)と匂いのする整髪料や香水にハチが反応してそれを目指して刺しにくるそうです。
登山中は帽子で頭部を守り、香水はつけない方が良いです(柔軟剤等の洗剤の香りも)。
ハチに刺された時はポイズンリムーバーで何度も毒を吸い取って水洗い(早ければ早いほどよくて、やるとらないとでは差が出る)。
都心部にお住まいの方は屋根の下等に巣を作るスズメバチは知っていても、地面の中に巣を作るクロスズメバチ(地蜂)がいるなんて知りませんね。
ある地域ではクロスズメバチの蜂の子取りを楽しみにする方がいるそうです(庭に巣を移植して育てる方もいるとか)。
そういえば、北杜夫のエッセイで蜂の子(地蜂)の味を褒めたら毎年贈られてウンザリというのがありました。
地元の人は捕る楽しみも含めての味だろうけど、そうでない方は「そこまでして食べる物?」でしょうね。
※エピペンは処方までにアレルギー検査をするので数回病院に通う必要があります。
エピペン(アドレナリン0.3mgの携帯注射器)は医療行為なので仕方ない部分があります(自己注射のみに処方)。
エピペンの薬価は1万円ぐらいなので、診察費を合わせても保険適用ならそんなに金額はしないでしょう。
注意点としては、使用期限(1年間)が切れたエピペンは病院で回収になります。
手間がかかるので登山用途でエピペンを用意する方は少ないのでないかしら。
沢登りや沢釣りの方はエピペンを用意した方が良いかもね。
saitama-nの日記:スズメバチのお勉強
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190630
saitama-nの日記:エピペンは自費だと高いようだ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190178
saitama-nの日記:ポインズンリムーバーを自作する(まるパクリ)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190019
刺されると6時間はピリピリした痛みが続き、6時間以降は猛烈なかゆみが
襲ってきます。
アナフィラキシーショックのリスクに備えてエピペンを常に携行してます。
エピペンは医師の処方箋が必要です。
エピペンは5,000円程度で購入出来ます。
使用期限切れても病院での回収義務はありません。
CC秋はスズメバチの季節ですので皆さん、お気を付け下さい。
ery100様。
「使用期限前に、未使用のエピペン®を医療機関/薬局にご持参ください。
※未使用のエピペン®は医療廃棄物としての廃棄が義務付けられています。
廃棄方法は、主治医・薬剤師の指示にしたがってください。」とエピペンの説明にあります。
「ご持参ください」とあるわりには、「廃棄方法は、主治医・薬剤師の指示にしたがってください。」とあって変な文章です。
使用済みは回収しないという事かしら。
病院に回収義務はないのね。
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