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日本の山では雪山とか北海道とかのなだらかな場所でなければ磁北線どうこうはさほど問題にならないと思います。
海の上とか荒野でないからね。
オリエンテーリングにはエイミングオフという、最短距離でチェックポイントを目指すには困難や時間のロスが生じる時や方位を決めて進んだ時にズレが生じると考えられる時はポイントを仮設定して進む技術があります(ポイント設定で目標を定めて到達地点のズレを防ぐ)。
設定したポイントに到達したら進路(方位)を変更。
※オリエンテーリングは登山地図よりも詳細な調査をされている磁北線の書き込まれた専用の地図を使うそうです。
登山中もそのように目標物を設定してコンパスで進路を決めて歩けば良いのだけど、ついつい視界の開けているなだらかな場所を人は歩きたくなります(下り)。
崖や岩や木などを迂回しながら歩くと進む方位が変わっているのに気が付かない時があるようです。
そういう時は順調に歩いているか、面倒くさがって紙地図とコンパスを見ていないので道迷いも当然です。
今はスマホの登山地図アプリで歩きたいルートから外れると警報音が鳴るので、そのような事はないのでしょうね。
紙地図はスマホの登山地図アプリと比べると情報量が多いのと位置関係が分かりやすいのが利点かな。
紙地図の読み込みと地形のすり合わせは多少時間がかかるのと見るのが面倒だけど。
とか言いつつも、紙地図には表現できていない地形の場所で、「あれ?何か地図と違う・・・」になって疑心暗鬼になるんよね。
他には地図にない道(または、明瞭な踏み跡)があったりで。
時間があって現在地に確信が持てない時は戻れば良いのだけど、山で時間のロスは誰もが嫌がると思います。
時間のロスを考えるとヤマレコアプリ(スマホの登山地図アプリ)を使いたくなりますね。
saitama-nの日記:スマホの・・・、スマホの登山地図アプリの便利さには勝てなかったよ・・・(コンパスと紙地図)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-265057
saitama-nの日記:小黒は魔境では無くなった
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-155187
※以前は小黒から熊倉山方面で北側(視界の開けている緩い斜面)に足を進めて遭難する方がいたけど、今は過剰なロープで西側へ誘導しています。
磁北線を私は引いていません。
余暇で山歩きを始めた頃は磁北線を必ず引いていましたが、現地での読図時に邪魔なので止めています。メモの邪魔にもなるしね。
磁石(物差しにも使えるので一応シルバコンパス)は持参しますが使うことはほぼ有りません。常に地形(谷地形や起伏など)に従って歩くので磁北でなくても座標北で十分なので。
そもそもコンターから現場が読めなくなったら引退します。
ま、山歩きの目的によって磁北線を入れるか入れないかと言うことでしょうね。
お邪魔しました。
geo_surveyor様。
紙地図にはピンクの蛍光ペンで磁北線を引いています。
等高線も度毎に蛍光ペン(座標表示できるHOLUX M-241を使っていた頃の癖が抜けません)。
狭い間隔で線を引いて目立つ色だと読図の邪魔になりますね。
自分は、「ここは何処?」で紙地図をえっこら使う事が多いです(地図の先読みをしてポイント設定していない)。
だから、曲がるべき場所を真っすぐ下って道迷いするんよね・・・。
マーカーは下の印刷が見えるから便利ですよね。
なる程磁北線をマーカーは思い付きませんでした。
私事ですが、入山前は、
・谷次数区分@4色ボールペン
・尾根筋(流域界)@黄色ラインマーカー
といった所です。
(谷次数は0次谷は源頭部まできっちりと、1次谷が合流した後の2次谷までは山行に役立つので面倒がらずに抽出)
シルバコンパスを使わない本当の理由は「面倒くさい」からかもしれませんσ(^◇^;)
私は昔のGPS使いなので緯度・経度線は引いても磁北線は引きません。
最近の登山地図は最初から引いているので気にしていない上に、元々登山道を歩かないのでGPS座標からザックリ把握で十分なのです。
コンパス所持してもアプリで真北補正かければ楽ということもありますが、沢と尾根の関係からほぼ場所がわかるからです。
余程平地が続いていない限り、たまに地図を確認するだけです。
事前に活動山域とその周囲を地形図から読み込んでいるので対応できるからです。
地形図&登山地図でも位置ロストならそこではじめてハンディGPS&GPSアプリを使いますがそのような状況には陥っていません。
標識ミスはあるものとして地形図確認から慎重に分岐通過しています。
迷いそうになった時点で戻れば迷うことはありません。……と言いたいのですが最近の駐車場の利用時間制限が焦らせるのですよね?
紙地図の広範囲確認のクセは抜けませんが電子地図での微妙な更新情報があるので紙地図に落としこんでそれぞれの長所を兼用しているつもりです。
…といいつつ一度だけ予備電池を忘れてプチ(ガチ?)遭難を起こしかけて自己帰還を果たしております。
地図&コンパスと一緒にヘッドランプ&バーナー&レスキューシートorツェルトをセットで持つことが道迷い対策となります。
私は割と最初から装備していたのでどうとも思っていなかったのですが、山であった人にヘッドランプ位は持った方がいいよと言うとそんな物いらないとガチ切れ何度もされてます。 装備していた唯一の方は夜間彷徨を経験してから必要性を認識したそうです。
家に帰るまでが登山ですよ。
この言葉を認識しているからこそのこの日記公開をしているあなたの安全登山を信じて疑いません。
久遠 紗克@KuonSakatu様。
プロフィール拝見しました。
山菜取りはどうしても、人の踏み込まない奥へ奥へになりがちでしょうから事前準備した方が良いですよね。
自分が武甲山でお会いしたキノコ狩りのおっちゃんは籠しか持っていませんでした。
最近はスマホの登山地図アプリ頼りで時間ギリギリの計画をする方が多いのでないかなあと思います。
事前準備したとしても、時間に追われるとロクな事ないです。
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