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https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-296044
こちらの日記をご覧の方は大まかに下記の二つに意見が分かれると思います。
1 「確かにそうだ。登山地図アプリに導かれての登山で何もかも分かった気になるのは危険だ。登山者の陥りやすい罠に気が付かなくなる」
2 「何をいまさら。便利で安全が担保されるものは使わないと損だ」
本音としては、ヤマレコアプリ(登山地図アプリ)の大衆化で自分の過去の行動(己が招いた登山者由来の罠)が無になってしまうのが悔しいだけです。
だってそうでしょう?
日暮れ迫る山で「そろそろ登山道に出るはずなのに、その気配が無い」、「紙地図と現地の地形がどうにも一致しない」、「踏み跡はあるようだけど、先に進んで大丈夫かしら?」などと心細い思いをしているのだもの。
自分だけでなく、他の方にも同じ思いをしてもらいたいです(自分だけが苦しいの嫌というだけ)。
そして、こう言うのだよ。
「や ま を な め る な」と。
自分は〇〇アルプスとか行かない(怖くて行く気がしない)ので、言うチャンスなどないのだけど。
「山をなめるな」って自分が言われたら嫌だけど、誰かに言いたくなりません?
俺は山(登山者由来の罠)の怖さを知っているというていで。
とか言いつつも、山って自分で歩かないとじゃない。
後々になって自分の行動を振り返って、「どうしてあの分岐を自分は左に行ったのだろう?疲れで頭が回っていなかったのかしら」になる時もあるでしょう。
そんな時にヤマレコアプリ(登山地図アプリ)を使っていれば、そんな後悔とも無縁です。
ま、スマホのバッテリーがもてばね。
ちゅうことで、今の「山をなめるな」=「モバイルバッテリーを忘れるな(充電も)」なのかもしれません。
スマホのバッテリーを気にしながらの登山は心臓に悪いです。
紙地図とコンパスでの登山だとしても、GPSの座標を知る機器くらいは持ちたいです(今は登山だとスマホとガーミンしか選択肢がなくなりました)。
「難所を越える技術と体力」も必要だろうって?
その通りだと思うけど、そういうのが過分に求められるところは一人で行くものでないと思います。
二人以上だと第三者的な目線で物事を考えられたりするじゃない。
中には仲間内で競いあうのか仲間に自分の不調を言い出せなくてアレしちゃうのがあるようだけど。
仲間がいればいたで、社会が構成されるわけだから新たな問題が生じるよね。
saitama-nの日記:釣り人と登山者の心理(同行者がアレした雪山事故)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-256837
saitama-nの日記:団体行動(「先に行ってくれ」という仲間の声)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-269055
若い頃によく○○アルプスに行きましたが、怖い思いをした事は一度もないです…
一般ルートは道標完備。ペンキ印があちこちに付けられ、読図なんて出来なくても迷いようがありません。
それに対して秩父のあまり人が入らないバリルートを歩く時は計画段階から真剣になります。
○○アルプスよりも秩父の奥深い山の方が恐怖感があります。
40年ほど前に酉谷山から熊倉山へ縦走した時、途中で尾根を外れる明瞭な踏み跡に引き込まれてエライ目に遭いました。
この踏み跡はいくら何でも怪しすぎると思い、途中で引き返して事なきを得ましたが。
現代は便利なGPSがありますが、ルートミスのリスクを承知の上で紙地図をメインに使いながらヤブ尾根を歩いています。
だって私は五感をフルに働かせて読図をしながら歩く事こそが、ヤブ山歩きの醍醐味だと信じて疑わない時代遅れの登山者なので😅
vt250z様。
埼玉県から酉谷山に行こうとして調べるとスズタケの藪の写真。
少々ビビッていたものの、2013年に登ったらスズタケは全て立ち枯れていました。
今ではスズタケが生えていたの?になりました。
40年前の秩父の山は藪で前が見通せない場所が多かったのでしょうね。
今よりも難度が高かったと思われます。
saitama-nの日記:笹枯れ(秩父のスズタケ)を語っていたら「幼年期の終わり」になった話
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-221433
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