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この方は父の仕事の関係で知り合った方です。
今年の1月に父が亡くなって1年ちょっと過ぎて落ち着いたのとハッサクが大量に収穫できたので、その方へハッサクを届けました。
その時にお茶をご馳走になって、男性から心房細動と診断されたと聞きました(自覚症状は無い)。
母の心房細動の手術の話をして、循環器内科か心臓の専門医に一度相談した方が良い(大病院で手術かどうかの判断が早いから)、手術はQOL(Quality of life オリティ オブ ライフ)=「生活の質」が手術前よりも上がるかどうかという話しをました。
※心房細動=心臓を動かす電気信号が多量に送られて心臓が痙攣する(心臓に負荷がかかる、血液の循環が悪く足がむくみやすくなる、血栓ができやすくなる、呼吸が浅くなる)
その男性が来ておっしゃったのは下記の内容。
1 心臓の専門医(地元の地域診療)で、手術までは必要ないので心配なら血栓を防ぐ血液サラサラ薬を服用しなさいと言われた(薬は75歳までは服用したくないそうです)
2 心房細動の手術をすれば完治するのか?
3 血液サラサラ薬を服用したところで、脳卒中は100%防げない(身近に脳卒中で倒れた方がいるそうです)
母の心房細動の手術を自分から聞いて、これからどうすれば良いかの手掛かりを母の経験から得たい様子。
「心房細動は治りました」という言葉を聞きたかったようですが、母は無下にも「治ってないよ。病状が落ち着いているだけ」と相手の望まぬ回答。
当のご本人は歯(歯茎)の衰えで歯医者に通ってはいるものの、他に自覚症状はありません。
心房細動と診断された事が気にかかっており、心房細動という病名を自分から無くしたいようです。
とは言っても、大病院の先生が心房細動の手術説明で母に「今回ので病状が緩和されないようであれば、また手術を」と軽く言うくらいだものなあ。
仮に心房細動が進行して手術で病状を軽くできても心房細動という病名を無くすのは無理なのでない?
とりあえず今の段階では下記の2点から選ぶしかありません。
1 自分であれこれ考えず、心臓の専門医(地元の地域診療)に身を任す
2 このまま何もせず、病状が悪化したら心臓の専門医(地元の地域診療)に相談
今回の男性は車で1か月の旅行を年に数回楽しむアクティブな方です。
いつまでもそれを楽しみたいのに、病名を宣告されて気がかりな日々を過ごしているようです。
今までに大病をしていないのもあるみたい。
「いつまでも若く、いつまでも健康に」なんて無理だよなあと、亡くなった父と心房細動の手術をした母を見て思います。
人間、誰もが加齢とともに衰えて、その方が抱えている問題が顕在化しやすくなります。
それを受け入るという方法もあるのだけど、素直に受け入れられないようです。
とは言いつつも、いざ自分がそうなると失うものを考えて恐怖でしかないのだろうなあ。
母は「心房細動と診断されたからって見た目は特に具合悪くないじゃない。気にしいだよ」言うてました。
心房細動の手術を4回もやった人は強いです。
saitama-nの日記:医療の進歩はスゴイなあと思った(心房細動の手術)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-297124
saitama-nの日記:アンタと一緒にいると疲れる(山に関係ないです)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-308052
質問箱じゃないけど、自分に都合がいい回答が欲しいんですよね。
1ヶ月の旅行を少しでもリスク下げて続けたいなら、薬くらい飲んでもいいんじゃない?って思いますけど。脳卒中になったら旅行なんて行けなくなっちゃうかも。
けど、自分の身内とかじゃないから、さらっとは言うけど、それ以上言ったところで…って感じですかね。
minislope様。
相手から自分に有益でアイスクリームみたいに甘くないと聞き入れないのが分かりました。
抗い続けるのもいいけど、「達観して受け入れる(認める)」選択肢もあるのになあと思いました。
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