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写真��東吾は日本で最初に古史料から地震を復元した―貞観地震に関する論文など
写真��生涯最大の業績「大日本地名辞書」日本初の試みを一人で完成させた
五頭山登山口から吉田東伍記念博物館に向かう。スマホがオフラインになっていたが幸い車のナビで出てきた。村杉温泉は時間がないのであきらめ、290号線に入り吉田東伍記念博物館に出る。生家が保存されその奥に博物館がある。またその前や周辺には防災の遺構が残っている。吉田東伍のことはどこで聞いたか覚えていないが、歴史地理の領域を初めて開拓した巨人、無学歴、独学で図書館資料を駆使して膨大な歴史地理の領域を切り開き、大日本地名辞書など膨大な本や論文を残して53歳で利根川河口でなくなった知の巨人だ。生い立ちから独学で安田志料を用いた郷土史研編纂の萌芽wp示し、教員試験を受けて法学校教師を経験、仙台の志願兵兵営に入り、その間仙台の図書館で地方史資料を読み漁る。その後目的不明の北海道滞在などを経て、歴史地理、地誌、郷土史などに関する様々な論文を発表し、当時の大物歴史家との論争などを経て、最大の仕事大日本地名辞書編纂に取り掛かる。集団で行っても大変な事業を個人で各地の図書館資料などを活用し、日本で最初の十数巻の歴史地名辞典を完成、幕藩時代には各藩の地誌編纂が行われたが全国版はなく、皇国地誌編纂事業も中止されていた。東吾は古来及び当時の行政区画をある程度使用したが、その順序建などに独自の編集を行い、記念碑的大作を完成させた。現在でも旧仮名遣いのオリジナル版を重ねているという。国会図書館ではデジタル化されている。完成当時は大隈重信など当時の大物政治家や学者を集めて壮大な出版記念パーティが開かれ、世間の注目を浴びたようだ。辞書には大物学者政治家の緒言などが載せられている。東吾の特徴は様々あるが、古典典籍など資料を利用するも独自の史料批判を徹底したことは、他の歴史家との論争などにも表れている。戦後類書が出る中で今もって版を重ねるゆえんか？最後に障害のビデをおみて館を出た。
