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写真�⊃鷲�磨製石斧＝同じく第�鬼�だが、少し上の第�差�色帯
写真�Ｆ貶源�代草創期直前の旧石器末期の細石刃
沼津市立図書館で開催される同名の講演会はコロナで予約人数が絞られすでに締切られていたが関連の展示が図書館4階ロビーで見られるので午後池袋の用事の前に出かけてみた。小田原から東海道線で熱海で乗り換え沼津駅に9時半頃到着、駅南口から六百メートルほど歩くと沼津市立図書館がある。エレベーターで4階に出ると小広いロビーの壁面3箇所に展示があった。
講演会のタイトルにある井出丸山遺跡は沼津市最古の石器群が出土した遺跡で3万8000年ほど前の年代が出ており神津島の黒曜石も出土、列島で最古の神津島黒曜石出土と言われる。今のところ人類が海を越えて移動した最古の証拠と言われている。
沼津市はコロナ下でイベント開催も中々ままならない中で足元の歴史を見直してみる機会にしたいという意図で今回のイベントを企画したようだ。愛鷹山山麓には多くの旧石器遺跡があり、各地域の地層が詳しく調べられ、各遺跡出土遺物や土層の層序年代が詳細に調べられている。
最も古い台形石器からナイフ形石器、そして細石刃石器に至るまでが出土土層の比較とともに配列展示されていた。
コロナ問題がなければ今年春には博物のグループで箱根や沼津愛鷹山山麓から富士宮市あたりまでの先史時代遺跡や博物館のグループ見学旅行を開催する予定だったが当分見送らざるを得なくなった。愛鷹山の位牌岳の火山地形を見たり箱根や伊豆の黒曜石原産地の事前の下見など、位牌岳では下山中転倒して小指を負傷するなど、随分と手間をかけたがコロナには勝てず、無期延期状態。
ごく限られた展示ではあったが、気になって沼津まで来てしまった。午後には講演会はあるが、人数制限の予約で地元の人々中心、Youtubeで公開されるので帰宅してから見る予定。
30分ほど見て駅に戻り、三島でこだまに乗り換え、新宿に出て北海道旅行のチケットを購入し、所要のある池袋に向かった。
