若狹歴史博物館で鳥浜貝塚と森林の関係に関する展示を見る。鳥浜貝塚出土の木製品や漆工芸品の他、佐賀県の東名ひがしみょう遺跡の編組製品などが多数展示され、壮観だった。
講演は愛媛大学の幸泉満夫氏が対馬暖流ベルト地帯という同氏の造語をなぜ考えたのか、ここ五年位の最近の韓国におけるレプリカ法による土器付着物の研究により、アワ、キビなどの穀物となる種実が中国とあまり変わらない年代ー韓国の考古学編年の新石器時代早期後葉に各種新噐種の石器が出現、アワ、キビ種実の出現とともに栽培活動が現れたのではないかと評価。これらの特別な石器の影響が対馬暖流ベルト地帯の日本側に影響が見られないかどうか各地の収蔵庫に眠っている石器を調査することから始めてきた。
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