土曜の夜、盛岡から夜行バスで戻るまでの数時間を盛岡の映画館で過ごす。ふるさと交流館からバスで映画館の近くまで来て気にはなっていた盛岡の映画館通り、フォーラム盛岡で、まずラーゲリから愛を込めてを見る。二宮、松坂ら豪華俳優陣、第二次大戦末期、ハルビンにいた山元ーの家族はロシアの突然の参戦で爆撃され、妻と子供らは何とか二年後に帰国が叶うが山元はソ連軍に連行されシベリア西側でラーゲリに収容され奴隷労働の日々、各地から同様に連行された日本人捕虜とともに過酷な強制労働の日々、寒さと餓えで次々に倒れる人びと、山元は勇気を失わず人びとを勇気づけ最後まで家族と再開できる日を信じてラーゲリ生活と闘ってきたがついに病に倒れ余命三ヶ月を宣告された。かつての上司やラーゲリで生まれた友らが山元を励まし、家族に遺書を残した。文章はロシア兵の監視で取り上げられるので四人が四つに分けた遺書をそれぞれ覚えて帰国後それを山元の家族に伝える。見るのが辛い映画だが、また感動的な映画でもあった。実話をもとにしたものだという。凄まじい戦争と戦後の収容所の記憶だ。
まだ時間があるのでもう一本、月の満ち欠けー不思議なドラマー親子の女性が自動車事故でなくなり、その生まれ変わりの女性が現れ、と次々に生まれ変わりが続いていくドラマ、柴咲コウと有村佳純がでていた。こんなにまとめて映画を見たのは何年振りか?不案内な盛岡でのバスの待ち時間があっての奇跡の現象か?
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