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写真��花積貝塚人複願と花積下層式土器
写真��神明貝塚のジオラマ復元
午後岩槻郷土資料館で黒浜貝塚に関する講演会とさいたま市周辺の主要４貝塚に関する企画展の見学の予定があり、その前に春日部市郷土資料館に立ち寄る。北千住駅から東武線で春日部駅に出て徒歩十分ほどで郷土資料館に到着した。ここから十キロ位にある神明貝塚の出土品の展示を見るのが主な目的だ。展示は少なく初期の大山史前学研究所による発掘の土器などは奈文研などにあるらしい。少しの土器とその拓本、出土人骨などが展示されている。また花積貝塚の展示もあり花積下層式土器に関する展示もあった。どこかのツアー団体が春日部宿の展示解説を受けていた。日光街道で江戸を出て最初に旅人が泊まる宿場として知られたようで松尾芭蕉一行も泊まったらしい。また、古利根川から宿場の商店に荷物が運ばれ、江戸川を通じて荷物を送る中継地としても栄えたようだ。神明貝塚は二年前に国指定史跡となり現在史跡整備のための確認調査などが行われているらしい。館長さんが展示解説をしていたので終了後に尋ねるとまだ土地の買上などは、残っており整備が進むのには時間がかかるようだ。他の遺跡のことなども教えていただき、神明貝塚のジオラマやビデオを見て神明貝塚の資料もいただき、館を後にした。
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