午後に前橋市粕川歴史民俗資料館で、前橋市史から五十年、前橋の弥生時代と言う展示関連講演会があるので、午前中に岩宿博物館を見学した。りょうもう号で赤城駅まで出て、チャリを借りて岩宿博物館まで走る。岩宿博物館では、かつての軋轢を解消?して、相澤忠洋記念館の所蔵品を寄託展示している。一階のみどり市の遺跡展にも、二階の常設展にも、相澤氏の調査遺物などを真っ先に掲げていた。以前、記念館で雑然と展示されていたときと比べ展示のプロによるものは、少し違って見える。二階には相澤氏愛用の自転車や、バイクも見ることができた。相澤氏は旧石器だけでなく縄文時代草創期の西鹿田中島遺跡など数多くの遺跡を調査した郷土のアマチュア考古学の偉人だ。同氏が発掘し。八崎、湯ノ口軽石層ー四万五千年前より下の層から出たと言う石器は、今後どのように評価されるのだろうか?
石器でなく自然石と言う杉原荘介と石器だと言う芹澤長介の議論は決着していない。
みどり市の遺跡展では、先年見学した西鹿田中島遺跡の土器など、興味深い遺物を見ることができた。数年前に展示とシンポジウムが行われた渋川の上白井西井熊遺跡の瀬戸内技法と東西交流の企画展図録などを購入して赤城駅に戻る途中、カフェでランチ休憩、久保路山荘でひやむぎを購入し、粕川に向かった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する