![]() |
![]() |
|
勝澗山は前日歩く予定だったが 復興の森を歩くことになったので割愛したが、大和は別の方向だったので、次回勝澗山歩きも考えたい。
道は素晴らしく整備されている。地元の会社の社長さん一族が復興を祈念し、また地元のブナ林の良さを知ってもらおうと整備したものらしい。立派な管理棟もできているのだが、利用者がいなかったので外崎氏がもっぱらガイドをして利用しているようだ。最初、まずブナの葉を見ることから始まる。つやつやした葉がすぐには蒸しなどに食べつくされず、分解に長くかかるために土がふわふわになるという。カエデなどほかの葉はすぐ分解され生き物の栄養となり、そうした蓄積が生命豊かで水の豊富なブナの森の原動力らしい。歩き始めるとふかふかのブナの森の土の下の豊かな世界を感じる。アリドオシ、コオニユリ、ギンリョウソウなど森の下にひっそり咲く花々、携帯用マクロレンズを使ってみるが、うまく撮影できないーーああーー
外崎さんからブナ林のライフサイクルについて、如何に極相林に至るか、自然の力で木々が倒れ、パイオニア植物が入ってまた新しいサイクルが始まる様子など、崖崩れの様子を見ながら話をされた。私も白神の沢をガイドと歩いてブナ林を見た記憶や様々な山域でブナ林を見てきたが、土地の森を知り尽くした人の話を聞くのは楽しい。30分ほどでぐるっと一周できるコースを一時間くらいかけて歩き、最後にハンモックを据えてコーヒータイム、のんびりした奥尻島の最後の朝を過ごした・
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する