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写真��菊池川と遠くの山並み（背振山なのか、久住山、阿蘇山なのか方向がわからず―写真を見ると近いので玉名市か和水町付近の山か？）
写真�７�本空港の熊本ラーメン
午後から江田船山古墳発掘150年記念シンポジウムに参加。
熊本県議会副議長や和水町長、町議会議員なども参加するイベント、講演は国宝を所蔵する東京国立博物館担当者の考古室研究員 山本 亮 氏 が、江田船山古墳の発掘調査と出土品研究と埋蔵文化財保護の歴史の関係＝江田船山古墳が明治初期の埋蔵文化財保護に与えた大きな影響について、また戦後の埼玉県稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣の保存処理で明らかになった金錯銘との関係で明らかになった5世紀後半の王権と地方首長との関係などから、錆びた鉄剣の扱い方が一変したこと（それ以後、X線などの調査が必須となったことなど）、江田船山古墳出土、国宝の重要性を強調し、また今回和水町と東博で作成した出土品紹介ビデオの放映もあった。興味深い江田船山古墳と国や地方の埋蔵文化財の保護、国宝制度の変遷など、知るべきことが多かった。
また次に東大名誉教授で熊本県文学歴史館館長の佐藤信氏が、出土鉄剣の銀象銘の文字の読解から、この時期の歴史的背景、王権と地方首長との関係などについて話をされた。
講演後の質疑で地元の研究家から、鉄剣の文字「ワカタケル」との読み方が間違え、天皇中心主義の間違いなど強烈な主張を持つ方が演説を始めた。古代語をかなり調べたようで、この方の書かれたものがあるかどうか確かめたかったが、空港に急がねばと思い、終了後すぐに空港に向かったが、意外と近かったので、もう少し粘ればよかったかと反省。
江田船山古墳発掘150年記念シンポジウムの開催について
最終更新日：2023年11月1日
江田船山古墳発掘150年を記念してシンポジウムを開催します！
明治6年（1873）に発掘されて今年で150年を迎える江田船山古墳の魅力をさらに知ってもらうために、
以下のとおり記念シンポジウムを開催します。
普段見ることができない国宝である出土品についてや、全国から見た江田船山古墳の価値などを、
2名の専門家により詳しくお話しいただきます。
和水町の誇りである江田船山古墳について、この機会に知識を深められてはいかがでしょうか。
1 日時 令和5年12月3日（日曜日） 午後1時から午後5時まで（予定）
2 場所 和水町中央公民館 大会議室（熊本県玉名郡和水町江田3883-1）
3 内容 ＜講演1＞
講 師：東京国立博物館 考古室研究員 山本 亮 氏
テーマ：「近代日本の博物館・埋蔵文化財保護の黎明と江田船山古墳」
＜講演2＞
講 師：くまもと文学・歴史館館長、東京大学名誉教授 佐藤 信 氏
テーマ：「五世紀史を変えた江田船山古墳出土の鉄刀銘文」
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