古式土師器の勉強を始めて、忙しくなってきたが、今日は、香取地域の加曽利E式土器の勉強。加曽利貝塚博物館では、加曽利E式土器に関して千葉県エリア各地の展示を何回かに分けて展示しているようだ。最初の頃一度見学した記憶があるものの、その後をフォローしておらず、外房の展示はまだみていない。講師は千葉県教育振興財団文化財センターの上守秀明氏。
まずこの地域の同時期の遺跡の分布と概要を話し、いくつかの遺跡のグループについて出土した加曽利E式について解説、さらにその後で香取市夛田遺跡の集落と土器について詳しく解説した。
集落は、中期後葉の環状集落と広場、土坑(貯蔵穴など)の説明の後、E式土器の変遷を説明、口縁部の縮小、無文化、胴部のもんようの変化ー
パネル文、懸垂文、充填縄文、磨消し縄文などの変化、大木式や武蔵野台地、山梨長野八ヶ岳山麓の曽利式の影響などの話しをされた。あらためて加曽利博物館の外房地域の展示で実物を見たくなった。
急いで自宅に戻り、纏向学講座で、寺沢氏の卑弥呼とヤマト王権の講義をリモートで聴講した。
纏向遺跡に惚れ込んだ考古学者は、時間一杯熱弁を振るったがー理路整然だが真実は如何に？
矢部遺跡などの報告書などを見ると大変な研究者で、近年も立て続けに大著を出版しているが、その情熱には圧倒される思いだ。
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日記
2月17日(土)あれもEこれもE展関連講座「香取地域における加曽利E式後半の土器様相」
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