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写真��大阪歴史博物館１Fレストランのランチ（カキフライ）
写真��先日の大阪弥生文化博物館の「紀元1世紀展」で見た弥生時代後期の河内に流入する東部瀬戸内の土器類ー庄内式成立前史につながる一つの流れと思われるー。
今日のメインイベントは、午後からの朝日カルチャーセンター中之島教室での庄内式土器土器講座聴講で大阪歴史博物館の土器のふるさと展示で寺井学芸員のお話を聞いた後、一階レストランで腹を満たし、地下鉄を乗り換えて淀屋橋駅で降り、朝日新聞社のビルの中の18階にあるカルチャーセンターに向かう。ゆえあって庄内式土器、古式土師器の勉強を始めたので、生まれ故郷と、思われる中河内、大阪の庄内式、布留式を長年研究された森岡秀人氏が講座を持つというので話を聞きに行く。この講座に気がついたのは最近なので先月の学史の回は、聞き損ねたが、幸いその時の資料も使うので、コピーを購入できた。前回は庄内式�機↓挟�を扱い今日は、庄内式�掘↓鹸�を細かくみて行く回だ。庄内式�郡�以降、布留式の祖形に当たるものが出てくると言う。�鹸�では、丸底のA群、球形、ヨコハケのあるB群、同じくヨコハケのあるC群、布留式祖形な当たるハケ目。縦や斜めに入れるD群に分類し、このD群は、前期古墳に出始めると言う。庄内式、弥生第�考夕亜�布留式祖形などは、重なりあって出てくるのだと言う。森岡氏の見方では、布留0式の寺沢氏は、これを横並びに見ているが、この祖形を見ると、庄内式古段階の終わり頃、�挟�の終わり頃から出てくるので時間幅があると批判する。批判はしているが仲が悪いわけでなくお茶を飲んで話したりするが百ページにわたる古式土師器の年代学の中の批判を含む総括論文の抜き刷りを寺沢氏に送ったが、読んでいないと言われたらしい。ほんとかな〜？長過ぎて読んでくれるヒトは多くないと嘆く。しばらく布留０式批判と�鹸�のA.B.C.Dについて話が続き、庄内式の展開過程、中河内から、大和川水系で飛鳥川、曽我川流域へ分布を広げ、巻向へは、遅れて到達しているという。一番古いタイプは巻向では、でないらしい。淀川水系の摂津エリアでは庄内式の搬入は少なく真似して作るのが上手く在地タイプが多いという。レンフルーの減衰率を持ち出して庄内式の中心地の中河内から同心円状に回りにいくほど普及の時期が遅れるのだという。
その後、�鹸�D類について
�…貮�消滅
��球体化による頚部の締まり
�８�縁部の立上り
�ぅ織織�の極細化
�テ韻弦�具によるハケ調整
��専用工人の登場
�Ю動豌宗�大中小タイブの分離と相似形化
��胴部最大径の低下
などについて解説
それを土器の器高、頚部径、胴部最大径、胴部中央から底部の長さなどの分数で分布図を作るとD類の相似形の特徴がわかるという。
一時間半たっぷり話され、質疑応答に入る。この時とばかり、土器の実見のやり方、これから見ようと考える中田遺跡刑部土坑一括出土品のどれを選んでみるべきか、その他例の森岡氏の百ページの論文に出てくる資料の所在などについて教えていただいた。しばらく他の熱心な出席者を含めて質疑が続き、お茶会となる。ビル一階のティールームで、小一時間他の参加者含めて四人で歓談、とても素晴らしい機会となった。東京に戻って図書館に年代学の本を返さねばならないので、急ぎ足で新大阪に向かった。
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