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写真�∨銘�遺跡縄文晩期〜弥生の条痕文土器
写真⓷東原・芝本遺跡の弥生壺
天竜川西岸古墳展の前に市民ミュージアム巡回展の「縄文〜弥生時代」の展示を見る。浜北きらりタウン建設時の調査で見つかった遺跡のようだ。縄文時代の浜北では、縄文早期の撚糸文土器や中期から晩期の土器や石囲い炉を伴う竪穴住居跡などが発見されている。なかでも北谷遺跡の縄文晩期末から弥生時代移行期の土器は、縄文晩期の土器の特徴と弥生土器の特徴を併せ持つ条痕文のある土器で、印象的だった。条痕文土器の起源は早期からある貝殻条痕文で、こうした特徴が弥生時代の条痕文土器に受け継がれているということだろうか？これほど長期間受け継がれた文様を他に知らない。その他の弥生土器では浜名湖遠州鉄道沿線の芝本・東原遺跡の台付甕、高坏、壺など西遠地域の特徴を持つ土器と天竜川東岸などの東遠地域の特徴を持つものがあり、東西交流が盛んであったようだ。破片を合わせたものだがよく形が残っている。
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