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写真��同
写真⓷同浜北人骨レプリカ
3時過ぎのバスで浜博に向かい、企画展最終日終了後、5時過ぎの静岡考古学会西部地区例会まで、最終日の展示を見学。8月4日以来二度目の見学だ。前回にはなかった浜北人骨レプリカなど、現在建て替えで休館中の浜北市民ミュージアム所蔵品の巡回展示コーナーがあった。ここで根堅遺跡の浜北人骨やトラなどの骨のレプリカが展示されていた。トラの化石骨は初めて見たのではないと思うが、頭骨、牙、四肢骨の一部が展示されて迫力を感じたが、特に大きいものではないらしい。年代は浜北人と同時期かどうかは不明のようだ。
浜北人骨数点、これが現在日本列島の本州以北で最古の人骨の一つと思うと感慨深い。東大博物館にあるもののほんの一部のレプリカだろうと思うが、国会図書館で検索しても研究論文は1960年台の初期の鈴木教授らによるものと2019年の根堅遺跡調査団（お茶の水女子大近藤団長）による再調査による報告書があり、またトラなどの動物骨に関する論文もいくつかあるようだ。しかし人骨に関しては2016〜17年にお茶の水女子大近藤教授、科博の篠田、海部氏、東大旧石器の佐藤宏之氏や1960年代の鈴木教授によるもの以外は見当たらなかった。DNAは残っていないのだろうな――と思いつつ、人骨を眺めた。
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