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写真��縄文中期の愛鷹山麓遺跡の土器（押出シ遺跡の鉢など）
写真⓷同装身具
旧石器展示のつぎに、縄文時代出土品を見る。県埋文だが、場所がらか長泉町、沼津・三島市の遺跡の出土品が大半を占めている。土器は曽利式が中心だが、草創期の隆帯文土器、早期のミニチュア土器や人面付土器や中期の立派な曽利式土器が並ぶ。
中期の押出シ遺跡の鉢は特にお気に入りで、これらを含めいくつかの土器をスケッチ、また縄文石器や装身具も多数並ぶ。また威信材として長泉町の桜畑上遺跡のおペンダントやトロトロ石器、三島市押出シ遺跡の耳飾りなどの装身具、祭祀具の出土品も優品が多い。また縄文時代の石斧は全面磨きが掛けられた磨製石斧となっている。
参考 トロトロ石器（文化財オンラインより）：解説 縄文時代早期の東北南部から九州にまで広く分布する、石鏃に似た形の儀礼用の打製石器です。 石材としてチャートが選ばれることが多く、全体に磨(ま)耗(もう)した痕跡があることからトロトロ石器と呼ばれています。 異(い)形(けい)部(ぶ)分(ぶん)磨(ま)製(せい)石(せっ)器(き)などと呼ばれることもあります。
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