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日記
柏原市歴史資料館を二時間ほど見学し、帰り間際に展示を監修した学芸員に周溝墓七号の後期初頭の土器などについて、また円形周溝墓について質問、さらに古墳群の見学可能な墳丘について確認して館をあとにした。古市で乗り換え、天王寺駅から森ノ宮駅に出て歩いてほど無い場所に森ノ宮ピロティホールがあり、大勢の待ち行列を尻目に階段下の展示室に向かう。こじんまりした展示室には、出土品や地下に残った貝塚などの写真、土器などのほかに出土人骨や人骨下顎から作られたブレスレット？など、興味深いものが多数あった。土器では、瀬戸内文化の影響が強いが、関東など東日本とも交流のあるような土器もあるようだ。また、少年の頭骨では、歯が綺麗に残っているのが印象的。解説担当者がお二人いて、様々な質問に回答していた。この遺跡は大阪平野、上町台地の数少ない縄文時代の貝塚で、大変貴重なものを見ることができた。
4月19日(土)森ノ宮遺跡出土品公開展示を見る
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