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日記
秦の始皇帝を継承した漢帝国も前漢が新に変わる時期は社会全体が不安定になり、民衆の間で神仙思想などの新興宗教が流行した。こうした世相を反映するのが漢の鏡だ。戦国時代の「山海経」で初めて登場した「西王母」は、半人半獣の恐ろしい妖怪だが、前漢末頃から仙人同様の不老不死の象徴となった。より恐ろしいものから人を守ってくれるのだ。四神の玄武、朱雀の配置される南北方向の位置に東王父も新たに登場、陰陽五行説による四神や日月などが鏡に配置された。また、魔除けや現世利益を願い、様々な銘文が、加えられた。こうした漢鏡は、弥生時代の日本にもたらされ、魔除けのような祭祀に用いられた。
4月26日(土)中国鏡
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