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今回の展示は各地の遺跡出土人骨が多数並べられ、また縄文、弥生、古墳、琉球南西諸島、北海道縄文、続縄文、オホーツク、アイヌなど、比較ができる点で全体の流れがよくわかるように工夫されているようだ。
最後のイヌとネコの展示は、骨と剥製とDNA 解析から、現代のイヌ、ネコの来歴を検討するものでDNA解析から現代日本のネコの起源を平安時代と推定するなど面白い。最古と言われる対馬出土ネコがツシマヤマネコと骨格だけからは区別できないなど、ヤマネコとネコの近さも理解できる。DNA解析ができればより正確に理解できるのだろう。ただネコの骨が急に多くなるのが平安時代なのでそれが現代と繋がるのは間違いないのだろうがより古いネコと繋がりがあるかは、今後の研究に待つしかないか?
縄文犬は、現存するイヌの中で日本のイヌが古い形質を残していることが人間と共通しており、縄文人(あるいは旧石器時代人)がつれてきたイヌが、現代まで繋がっていることが奇跡のように思われるが人間もそうかな?世界的にも注目される縄文人と縄文犬の一層のDNA解析が進むことを期待したい。
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