松美酉「蕎麦と地酒の会」

2013年10月20日 07:16酒造全体に公開

お墓参り、牛松山、渋沢丘陵と神社めぐりの後、渋沢駅から大倉までバスに乗り、少し早かったので、水無川にかかる吊り橋を渡って、山岳スポーツセンターまで散策した。初めて見た施設だが、クライミングなどの講習をしているようだ。後ろに大きなクライミングウォールがあり、角度の違うオーバーハングの巨大な壁が目に入る。スポーツクライミングの時代なのだなーと時代の推移を感じる。

　戻ってビジターセンターを見学しようと思ったがすでに閉館していた。バス停前の「さか間」に入る。すでに参加者が集まりだし、中沢酒造のご主人が受付で参加費の徴収をしている。

会が始まり、ご主人と息子さんで跡継ぎの亮さん、さか間のご主人らがあいさつをされ、箱根のホテルの支配人が乾杯の音頭を取る。乾杯は大吟醸の「吟の舞」。
　跡継ぎの亮さんは農大の醸造学科で学び、宮城の一ノ蔵酒造で修業を積み、三年前に戻って酒造りに取り組んでいる。裏山の松田山の河津桜から取り出した酵母を使った新酒「亮」を発売している。こうした新しい酵母による酒造りは全国各地でも見られる。
　さて、目の前にはさか間の前菜盛り合わせの重箱があり、蕎麦豆腐、蕎麦茶飯、鴨薄皮巻、ニシン棒煮など手の込んだ前菜が並んでいる。お酒の方は吟の舞のほか、今秋の新酒「秋あがり」、また「ぎんから」「」まつみどり純米酒」、そして特別に出てきた「松みどり濁り酒」そし「仕込み水」でくちなおし。料理はさらに「十割蕎麦」「キノコの蕎麦がき団子汁」「天麩羅」「せいろ」そして最後に蕎麦アイスのデザート。お酒好きの人々が集まってお酒や様々な話、美酒に酔いしれた集いだった。

2013-10-18 モンベル・修理済みマリポサシュ

2013-11-05 モンベル恵比寿店から神田スポー

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