上町駅の先で世田谷通りを渡り、代官屋敷へ。郷土資料館は無料公開。自転車を置き中に入る。
まず入口で常設展(古墳の出土品)と特別展の位置を確認する。二階に上がり、まず常設展の野毛大塚古墳の出土品などを見学、石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代の史跡の解説、出土品などが並んでいる。世田谷でも石器や縄文時代の土器など、遺跡の数も多く、様々な出土品があるようだ。石製模造品など興味深いものだ。また土器の変遷も面白い。野毛大塚古墳、御岳山古墳、稲荷山古墳や等々力渓谷横穴群など、前回見学した古墳や史跡の出土品を興味深く見た。江戸時代の展示品も多くあったが、次回ゆっくり見学するつもり。特別展に進む。「高度成長期の世田谷・写真展」だ。
祖師谷や砧地域の懐かしい写真が多数あり、子供の頃の風景を思い出す。
その後、写真展資料を購入し、代官屋敷を後にして農大の「食と農博物館」に向かう。馬事公苑正門手前にある立派な施設で、ここは初めて。今回は除雪展のほか、「醸造の不思議」「身近な両性爬虫類」写真展など様々な展示がある。入館料なここも無料。入口にいきなり古代魚の「ナギナタナマズ」の水槽。今年は「国際キヌア年」ということらしく、インカの穀物、キヌアの展示がなされている。二階が主要な展示で、農大醸造学科卒業生のいる全国の酒造のお酒が並び、お酒の器の展示がある。その先に「醸造の不思議」という展示。お酒。味噌、みりん醤油など醸造に関するもののほか、醸造・発酵技術の発展から抗生物質の生産、エタノール生産などなど、様々な方面への技術の展開があるようだ。
その後、身近な両性爬虫類写真展を見て、入口に戻る。立派な博物館ができたものだ。博物館を後にして、チューリップ球根を買い足して帰宅した。
写真1:御岳山古墳出土の甲冑のレプリカ
写真2:高度成長の世田谷・写真展より
写真3:食と農博物館の「醸造の不思議」展にある酒樽ー農大名物「大根踊り」のお酒もある
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