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それは、当たり前の話であるが、岩場で停滞した場合、ロープワークをする場合などには、万が一のために、セルフビレイをした方がいい場合はあるだろう。
今回、なぜ、セルフビレイを取り上げたかと言うと、鎖場下降の時、セルフビレイをとって、体重をかけ、身を乗り出して、フットホールドを確認することが重要だと思うからだ。フットホールドを覚えて、一気に下れば、危険性はかなり下がる。
懸垂下降の方が無難だが、自力で降りたい方、早く降りたい方は、クライムダウンがいいだろう。(もちろん、クライムダウンに慣れてるよね(;・∀・)慣れてないのに来る方は、無謀。)
2回目の表妙義縦走の時、鷹戻しの下りで、腕をプルプルさせながら、ガチャ類を操作していた残念な方がいた。
腕をプルプルさせているヒマがあったら、早く降りてしまった方がいい。ガチャ類を操作して、腕の持久力がうばわれていたのでは、本末転倒。何のための道具か、理解していないなら、道具は使わない方がいい。
ところで、セルフビレイも使い方によっては、危険な場合もある。PASは、長さが調整できるので、落下係数1の墜落なんて、常識的な対応をしていれば発生しないが、危険性だけは認識しておきたい。
●安全性の高いランヤード(セルフビレイ)|メトリウス ダイナミックPAS
https://www.youtube.com/watch?v=RZeyJnFw2R4&feature=emb_logo
これが安くて、軽いので、いいと思う。
●Metolius(メトリウス) アルパインPAS
https://store.shopping.yahoo.co.jp/chamonix/me16611.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title
なお、セルフビレイ用のカラビナは、ロックテリクスライトテックストレートが先端が細くて便利だと思う。(逆に、HMS型安環でないと通らない支点もあり。)
※アルパインのように、他の人が間違って外すという要素がないのであれば、安環を使う必要はない。
また、滑落防止のために使うわけではないので、120ナイロンスリングで、チェストハーネスを作れば、十分。