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2020年09月13日 10:55クライミング全体に公開

クライミングゲレンデのまちがった使い方

明らかに、まちがったクライミングゲレンデの使い方をする人がいるのが、気になっている。

大前提としてあるのは、そのゲレンデで、最低グレードが登れないような方が使うことは想定していないということだ。
※5.9までのルートは、初心者向け。「初心者」のレベルを決めるのは、フリークライマーであって、一般登山者や一般市民ではない。

クライミングで登れるというのは、「リードができる。」ということだ。リードができないのは、自己責任が成り立たないということだ。

「トップロープでも、おもしろーい(^^♪」とか、勘違いさせると、本質から外れてしまうので、こういう人にならないよう、注意は必要だと思う。

じゃあ、どうしたらいいか?当たり前のことだが、最低限、下記のようなことはやるべきだ。

1.登れるグレードのゲレンデを探す。

2.自分たちで開拓する。

3.登れるよう、技術を上げてからトライする。

クライミングゲレンデの開拓者も、これらの基本的なことを実行していることを認識すべきだろう。

こんな当たり前のこともしないようなら、クライミングゲレンデを使う資格はない。自己責任から逸脱した無責任な人が増えるのは、危険でしかない。

トップロープでも登れない人をずっと、ぶら下げている人たちがいる。

それ、何の練習?滑落の練習じゃないの?客観的に見て!

登る練習をしないと、登る力は身に付かない。落ちる練習をしたら、本チャンでも、同じことが起きる可能性が高くなると認識すべき。

登れるルートで練習して、そのムーブを使って、上のレベルに挑戦するという正しいやり方をしないと、正しい技術は身に付かない。

落ちることが前提のフリークライミングでも、アップの5.8や5.9で落ちることは、まずありえない。

それが、「絶対落ちてはいけない」アルパインクライミングや一般登山者が、最低グレードのルートで、何度も落ちてるって、どういうこと?

ちゃんと、登れるゲレンデで練習するのが正しい。近くにフリークライミングのゲレンデあるからと言って、いい加減な使い方をするのは、迷惑だし、危険極まりないことだと認識すべきだろう。
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