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2018年07月12日 20:00登山風俗史と道具全体に公開

登攀シーンの写真撮影 昔と今

 昔、パーティー内で登攀シーンの写真を撮るには、必ずメンバー全員に声掛け周知し、安全確認の上でポーズをとってもらう事が必須でした。
言わば演らせ写真同然になりますが、撮影中には確保姿勢が中断しますので撮影専従別動隊の動員がない以上、面倒でも絶対に必要な事柄でした。
カメラもピント合わせから絞り値・シャッター速度まで手動で、撮影には手間と時間が掛かりました。
そうした事情が、一般に登攀シーンの写真が少ない理由でもありました。

今では小さな動画カメラをヘルメットに装着し、視線の向いた方向を自動的に連続撮影することが出来ます。
撮影を始めれば、カメラ操作も不要で登攀動作の中断がありませんし、確保姿勢の中断もありません。
後に自分視線の動画が見られるし、絶好の一齣をを選べば迫力ある素晴らしいスチール写真にもなります。
撮影専従別動隊の動員無しで安全にリアルな登攀シーンの撮影ができるのですから、道具も進化したものです。
テレビの山岳番組で、ヘルメットに装着して撮影した迫力ある登攀シーンを見ていると、当に隔世の感があります。
場面によっては、別動隊の撮影よりもリアル感があるようにも思いました。

私はカメラの現物に触れたこともなく知らないのですが、とても素晴らしいのでSNSの山友に話したら、「オジサンには便利過ぎて使い熟せませんよ」とユーモアで返されました。
オジサンに使い熟せなければ、私のような老人には先ず無理でしょう。
考えてみれば、既に登攀自体が無理なのですから使い熟す必要もありません。
しかし、若く元気なクライマー達が撮影した迫力の登攀シーンを、目にする機会は確実に増えましたし今後はもっと多くなるでしょう。
そうした山道具の進化は、もう使うことのない私にも、とても嬉しい事なのです。ainakaren

*画像は北アルプス 前穂高岳の登攀
 撮影1958年夏(イコンダ・シックス ゾナー75mm F3.5 ネオパンS f11 1/200秒)
 古い紙焼き写真をコンデジ Canon S110 にて複写撮影 
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