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そして、その画像から記憶を辿り、60余年前の昔旅を物語ることになった。
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-216601
そのアルバム帳に関連写真は無かったが、探してみると泉屋のクッキーの缶に入ったバラ写真の中に、それらしき一枚を見つけた(画像中央)。
多分、同日撮影の江田島の風景と推定するが、確たる記憶はない。
風景に見覚えの方が居られれば、御連絡を頂きたい。
もしも推定が正しければ、この画像から始まる物語は前述の日記に重なる。
缶中に、山の写真が有れば日記のネタにと探してみたが、一枚も無かった。
代わりに見つけたのが古い無線機器の写真で、年代は江田島観光の2〜3年前頃の記憶である(画像右)。
自室の机上には短波受信機とマイク、電鍵があり、右床には短波送信機がある。
VFOやA3用の振幅変調機らしきも見える。
最近のポケットにも入りそうな超短波・極超短波無線機と比べると、この巨大さは滑稽にさえ思えてしまう。
当時は、移動局が解禁されてないし電源も交流式に限られるので、山に無線機を担ぎ上げて運用するなど想像すらしなかった。
性能は〜と言えば、周波数と時間帯を選べばA1でもA3でも、日本中はもとより世界中が通信可能だったが、フェーディングが激しく非常に不安定で不明瞭だった。
現在のインターネット通信の明瞭度・安定度に比べれば、当に雲泥以上の差である。
この画像から始まるのは、ただ懐かしいだけの昔語りであり、化石時代の巨大遺物を詳細に語っても野暮と言うものだろう。
だが、画像から始まる物語は、コロナ防疫在宅時代の日記手法の一つになるかも知れない。ainakaren
*画像左は、絵本作家 Ril さんの絵本『えからはじまるモノガタリ』より引用させて戴きました。
おはようございます。
昔の機器は、真空管を使用しての物ですよね。
無線機などは、聞き取りずらいですし
オーディオ等は、今の時代のICチップなどに比べて
何かしら温かみのある音のように聞こえます。
写真も、フイルムとデジタルとの写りの違いが在りますけれど・・・
コメント深謝です。
そうですね。
トランジスタ自体が市場に無い時代ですからIC(集積回路)も無く、全て真空管でした。
何しろSONYが東京通信工業という社名で電気茣蓙(ゴザ)を作っていて、EPSONが大和工業と言う社名(後の諏訪精工舎)だった時代です(大和と書いてオワと読む)。
真空管もST管やGT管と言う規格のデカイ管球です。
進駐軍用のGT管はガラス製ではなくメタル(鉄)製でした。
メタル管は、秋葉のジャンク屋で安く買えました。
短波は低層の電離層に依存しますから反射回数が多く、時間帯を選べば地球上の何処であっても通信が可能でしたが、不安定で激しいフェーディングを伴いました。
1958年にベルギーのブリュッセルで万国博が開催された時、会場ブースで運用されたデモストレーションのハム局と交信し、珍しい日本のハム局として大モテになりました。
自分自身も大興奮した懐かしい思い出です。
日本の南極観測隊に随行したハム局との、日本語による四方山話も懐かしい思い出です。
真空管ハイフィデリティーオーディオは太くて堅く、滑らかで艶やかな、温かい音でした。
1956年からモダンジャズに開眼し、輸入LP盤に夢中になったのも懐かしい思い出です。
貧乏でしたから、随分無理しました。
今思うと、それも懐かしいです。ren
(追伸) 中央と右のモノクロ写真を撮影した写真機は、銀塩フィルムを使う蛇腹式のイコンダシックスでした。
当時、父から借りて常用していました。
ハム局の関連日記
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-127422
おはようございます ainakarenさん
改めて見ると技術の進歩に驚きますね
私が初めて就職した会社は減速機などを造っていました
歯車、軸受け、軸などの強度計算や歯型の設計などやりました
設計のツールは ソロバン、計算尺、タイガー計算器それに数表などでした
製図はドラフターを使いました
グリーソン曲がり歯カサ歯車専用の計算機がありましたが真空管が使われていました 専任者しか触れませんでしたね
電卓が出始め、さっそく大枚をはたいて購入、今ではワゴンセールの電卓並みの機能でしたが当時の私には驚異でした
数か月前、古い山地図を探していたらこんなものが出てきました
もう少し小型のものやポケッタブルの小さなものもありましたが廃棄してしまいました
コメント深謝です。
そうですね。
手回しの機械式計算機の後に、手提げ型の卓上電気計算機になりましたね。
最初の表示器はデカトロン式、次にミニュチュア管型のニキシー数字表示管でしたかね。
計算尺は歴史が古いですが、普通仕様の物なら今でも使ってます。
電卓は、ソニー製の数字表示管式が当時35万円位でしたね。
現在は、液晶表示のポケット型が百円ですもんね!
水晶腕時計は日本で開発ですが初発売時50万円位でしたが、今は百円ストアで扱っています。
将来、パソコンも百円になればいいですね。
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