皮は表出しのオイルレザーが決まりです。
岩登りをする人の靴は底縁にトリコニー(金具)がズラリと並んでます。
靴下は、番手の太い無骨なウール毛糸の厚手ロングソックスを、膝関節まで履きます。
今では、ニッカホースと呼ばれ色彩も豊富ですが、当時のその色はグレイ、エンジ、ダークグリーンなど地味色です。
ズボンは膝までのニッカズボンかウールエラスティックのスキーズボン、これ決りです。
色はベージュ、黒、ブラウンなど〜。
格子縞の厚手ウールの山シャツ、両胸に大きな蓋付きポケットが着いてます。
色はエンジ、紺、緑、ブラウンなど、カラーコーディネートの最重要ポイントです。
その上に洒落た古チョッキを羽織ります。
山シャツの裾はズボンの下に入れる、これ鉄則です。
益々岳人〜いや、アルピニストらしくなって来ましたよ!
帽子はチロリアンハットまたは洒落たハンチング〜、ロビン・フッドよろしく鳥の羽など刺せば、もう最高!〜、手には長いウッドシャフトの門田のピッケルをカッコ好く持ちます。
腰にはカモシカの毛皮の敷き尻当て(脱着可能な携帯座布団?)をゾロリとブラ下げて、カレー色の帆布のでかいキスリングを背負います。
重たくても痩せ我慢で、さも軽々と背負いましょう。
さあ!、これで貴方は違和感無くタイムスリップして、昭和30年8月初めの風薫る上高地を颯爽とカッコよく歩けますよ!
間違っても今年の上高地を歩かないでね! ainakaren(相仲 廉)
是非今年に!!
注目度No.1間違いない!
ニッカズボンにニッカホース、山シャツまでなら何とか手元に…。
パーティーで揃えたらさらに魅力アップですね。
下手すると、記念写真頼まれかねませんが…。
昭和30年当時、私もそんな姿で山に登っておりましたが、違和感を感じることは全くありませんでした。
その頃山に登る人は18歳から25歳位の若者が圧倒的に大多数で、大学の山岳部の人達が多かったですね。
35歳くらいまでの人は、社会人山岳会の人達でした。
それぞれ訓練が行き届いて、現在より事故はすくなかったのではと思います。
最近、私のような老人や中高年者が登山人口の過半数を占めるようになって、必然的に事故も多くなりました。
私も無理をせず、安全登山を心掛けて皆さんにご迷惑を掛けることの無い様にと思っています。 相仲 廉
素敵ですね。30年代のファッション目に浮かぶようです
間違って「今」の上高地歩いてもダンディでお洒落かもしれませんよ
当時、女性で山に登る人は皆若い人でした。
50代の女の人など見たこともありません。
今では山で行き会う女性の半分以上が50代以上の人ですからね。
しかし、ごく最近、ちらほら若い女性を見かけるようになりました。
ファッション性の高い服装といでたちが特徴です。 相仲
この日記を書いた頃、チラチラ目立ち始めたハイファッションの若い山ガールは、この3〜4年で急速に増加しました。
里山歩きも楽しくなりましたねぇ。ainakaren
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