栃木市の外れにある星野遺跡に今年も節分草を見に行って来ました。
今までずっと冷え込んでいたことから、花の季節は少しずれ込んでいるに違いないと考えていたんですが、種類によっては全く影響がないようです。
節分草はほぼ例年通りで満開でした。
地元の方が言うにはピークは3日前くらいだということでしたので、昨年同様といったところでしょう。
逆に昨年はあれほど咲き誇っていた紅梅、白梅が今年はまばらで、紅梅は3部咲き、白梅は全く咲いていません。
梅についてはかなり遅れているような気がします。
筑波山の梅まつりもネットでチェックしてみると、まだまだだそうです。
つまり草花への影響は少なく、木への影響が大きめという感じがします。
この傾向がすべての花に対して当てはまるとするならば、桜の開花も10日ぐらい遅れるのかもしれませんね。
さて、掲載の写真について。
左から節分草、座禅草、紅梅です(パッと見で分かると思いますが)
星野遺跡の節分草は全国的にみても珍しい群生地です。
かなり多くの人がカメラを片手に眺めていました。
節分草は約2cmくらいの小さな花ですので、大きく撮るためには出来るだけ近付く必要があります。
だからといって柵の中に入って撮ったりする人がけっこう多くいるし、勝手に抜いて持ち帰ったりする人も多いそうです。
子供がなんとなくやってしまうならともかく、大の大人がこんなマナー違反は犯してはいけないですよね。
この座禅草はみかも山公園のものですが、星野遺跡の北にあるカタクリ群生地のすぐ近く(民家の裏手)にも咲いていました。
少し薄暗く、足場の悪い場所ですので、撮るならみかも山公園の方がオススメです。
(本当は大田原の方が良いですが)
ということで、天気が悪かったり、色々な意味で気分が乗らない時はこういう場所で足元の小さな花たちを眺めると少しは回復しますね。
これからの季節はユキワリソウやカタクリなどが花期を迎えます。
写真が趣味の方もそうでない方も、ゆっくりする時間を作ってみてはいかが?
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