私の2013初日記は今年初レビューです
今回のネタは靴とアイゼンです。
11月に購入したスカルパ トリオレプロGTXの雪山での履き心地を元旦の北横岳で確認してきました。
山行記録はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-256538.html
まぁ、ほぼ初心者みたいなもんですので詳細なレビューは出来ませんので簡単なご紹介ってことで。
保温性はそれまで履いていたAKU VERTIGO GTXよりもかなり上で、北横岳往復+α程度では足先が冷たくなることはありませんでした。
というのも、アッパーがVERTIGOよりしっかりしており、ちょっと締めたくらいでは変形しないため足とくつ下、靴のそれぞれの間に空気の層が出来るためだと思われます。
(ギッチギチに締めあげると足の血流が悪くなってさらに冷たさ倍増です)
やはり冬用ではソールの硬さとアッパーのしっかりさ加減が重要だということが体感的にも納得出来ました。
厳冬期の岩場などを視野に入れるなら、もう少しソールもアッパーも硬さが必要かもしれませんので上のモデルを選ぶべきかもしれませんが、そこまでの必要がない私のような人にはピッタリだと思います。
では滑りやすさは?というと、坪庭に出てすぐの辺りを歩き回った程度では正直分かりません
泥濘を歩く時まで評価はおあずけですね。
続いて新規で購入した12本爪アイゼンです。
昨シーズンはエバニューの巾調整式6本爪を使用しましたが、今回ほど雪がなかったことから不安はありませんでした。
しかし、山頂付近の1m近い積雪がある急な斜面や、坪庭から縞枯れ方面への分岐に降りるような場所ではかかとやつま先に爪が付いている方が確実にグリップ出来るため安全性に雲泥の差が出ます。
6本だったら不安だったろうなぁ。と感じるシチュエーションが何度かあったのは事実です。
トリオレプロはかかとにコバがあるタイプなのでセミワンタッチが装着出来ます。
で、実際に購入したのは私用がBlackDiamondのセラッククリップです。
これはステンレス歯なので手入れが楽なことと前爪が幅広なので、歩きやすそうなので選んでいます。
使ってみると、思った以上にグリップするので急斜面では足首が負けそうです
私もちょっとパワーアップが必要かもしれません・・・
そしてヨーロッパサイズで37という足の小さな嫁さんはGrivelのエアーテックニューマチックです。
前爪だけではなく全体的に爪が鋭く、重心が下の方にあるので軽い力で打ち込めそうという理由で選んでいます。
それよりも靴に合わせた時にしっかり装着出来るか不安だったのですが、ソールとしっかり密着出来ているため問題ありませんでした。
私がよそ見して何度か踏み抜いた以外は特にトラブルもなく歩けたので、今後しばらくはこの組み合わせで頑張ってみようと思います。
・・・後日談。
わずか1回の使用、しかも翌日に用具の手入れをしつつチェックしてみると、Grivelの方は何箇所か錆が浮いてきていました。
やはりクロモリ鋼は錆びやすいですね。
よく拭いて乾燥させ、マシンオイルを薄く塗るという一般機械と同じメンテが必要だとは聞いていましたが本当ですね。
とはいえ、すぐにボロボロに錆びるわけでもないので神経質になることはないんですが
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