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気動車というのはエンジンを搭載して人や荷物を積載する空間を持つ鉄道車両のことで、蒸気機関で動く蒸気動車が発祥。だから「気動車」。
いまの気動車は、ほぼディーゼルエンジンを搭載しています。ディーゼルエンジンを搭載していても客室や荷物室がなく、もっぱらほかの客車や貨車を牽引する車両は気動車ではなくディーゼル機関車です。
というような話をしていたら友人が、北海道では電車とか気動車とは言わず、列車はすべて「汽車」と呼ぶのだと言います。
では「電車」という呼び方はないのかといえばそれはあって、「電車」といえば路面電車のことを指すそうです。なるほど。
少年時代に数年間、北海道の道南に住んでいましたが、もの凄い田舎で、住民の「足」と言えば、1両編成の気動車(ディーゼルカー)だけでした。
それを「レールバス」と呼んでいました。そのエリアだけなのかも知れませんが、上手い呼び名だと思いました。
1両で、架線もないことから、レールを走るバス、ということなんですね。
昔は線路を走るものは全部「汽車」と言ってた気がしますね。
歌詞にもよく登場してました:
♪汽車を待つ君の横で僕は(なごり雪)
♪動き始めた汽車にひとり飛び乗って(喝采)
♪花嫁は夜汽車に乗って(花嫁)
etc...
道南出身の人に訊いたら、たしかに「汽車」と呼んでいたといってました。そして、市電は「電車」と呼んでたかも、と。なにしろ、昔はホントの汽車(SLですね)が走ってたそうです。なんかうらやましい
( ´ ▽ ` )
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