航海士は制服の地色の紺、機関士は紫なのですが、映画「タイタニック」で何度も出てくる機関長は紫の袖章ではありません。なんでだろう?と調べたら、当時機関士の袖章は紫じゃありませんでした。
タイタニックの機関長ジョセフ・ベルは、沈没直前に部下たちに避難するように言ったけれど、船の灯りと無線の電力を失わないように誰一人持ち場を離れず、機関士は全員命を落としました。英国王ジョージ5世は、機関士たちの勇敢な行動に感銘を受け、英国王室のロイヤルカラーである紫を機関士がつけることを許可しました。
タイタニックはいまから111年前、1912年4月15日に沈没しました。
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