福島県猪苗代町の磐越西線川桁駅と沼尻を結んでいた磐梯急行電鉄という鉄道がありました。本社は東京都千代田区で、東京証券取引所に上場していましたが、1969年に廃止されました。東証に上場していたということは優良会社なのかと思ったら、どうもそういうことではなかったようです。
磐梯急行電鉄には「急行」は走っていませんでした。それどころか電化されていたわけでもない、貨物主体の軽便鉄道でした。看板に偽りありだ。現代だと、横浜まで行かず手前の東神奈川で折り返す電車が多いのに「横浜線」を名乗るJR東日本の横浜線は誇大広告っぽいかな。
そうでもないか。
※写真は横浜線E233系6000番台電車
「高原列車は行く」を作詞した丘十四夫はこの鉄道をモチーフにしたそうですが、古関裕而はスイスあたりの高原鉄道を想定して作曲したそうです。福島駅在来線ホームの発車メロディなので、福島県のイメージになっているかも。福島県の高原鉄道というと、どうも只見線を想像してしまいますが😅
なるほど、そういうことなんですね。「♪牧場の乙女が〜」という歌詞には、スイスの高原鉄道がぴったりイメージできますよね。
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