ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1217835
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

雲の平を大周回

2017年08月03日(木) 〜 2017年08月06日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
83:56
距離
62.9km
登り
4,509m
下り
4,502m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:24
休憩
1:36
合計
9:00
7:49
8:08
16
8:24
8:24
99
10:03
10:17
22
10:39
10:39
35
11:14
12:02
53
12:55
12:58
10
13:08
13:09
34
13:43
13:43
48
14:31
14:31
12
2日目
山行
9:29
休憩
2:05
合計
11:34
5:06
147
7:33
7:34
67
8:41
8:41
25
9:06
9:28
22
9:50
9:53
42
10:35
10:51
73
12:04
12:04
37
12:41
12:41
4
12:45
12:46
62
13:48
13:49
51
14:40
14:41
6
14:47
15:06
15
15:21
16:22
18
3日目
山行
11:32
休憩
1:11
合計
12:43
4:07
6
4:13
4:13
45
4:58
4:58
5
5:03
5:24
5
5:29
5:29
108
7:17
7:18
8
7:26
7:26
21
7:47
7:53
41
8:34
8:34
42
9:16
9:35
41
10:16
10:23
57
11:20
11:20
20
11:40
11:51
45
12:36
12:42
91
14:13
14:13
83
15:36
15:36
74
4日目
山行
12:57
休憩
0:29
合計
13:26
4:07
163
6:50
6:55
21
7:16
7:25
13
7:38
7:40
111
9:31
9:31
65
10:36
10:36
43
11:19
11:20
17
11:37
11:38
93
13:11
13:12
9
13:21
13:21
47
14:08
14:08
20
14:28
14:28
67
15:35
15:35
11
15:46
15:47
32
16:19
16:19
52
17:11
17:20
1
17:21
17:21
12
17:33
ゴール地点
天候 晴れの日が多かった 歩いている間にレインコートを着ることはありませんでした
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 有峰林道は20時まで通行可ということですが、ゲートは19:30に閉まります。折立には無料の駐車場があります
コース状況/
危険箇所等
 縦走路中、多くの道標は完備されていますが、ガスなどお天気により道迷いの可能性があります。ヘルメットの着用は義務付けられていない道ですが、岩場、浮石などの危険は多くあります。また、自然保護のため、歩道以外のところへの立ち入りは禁止されています
ここからのスタート
2017年08月03日 05:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 5:38
ここからのスタート
キンコウカの咲く湿原帯。
2017年08月03日 09:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 9:02
キンコウカの咲く湿原帯。
2017年08月03日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 9:53
白いリンドウがいっぱい咲いていました。タテヤマリンドウというのかな
2017年08月03日 10:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 10:51
白いリンドウがいっぱい咲いていました。タテヤマリンドウというのかな
ニッコウキスゲもええ感じです。
2017年08月03日 11:15撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/3 11:15
ニッコウキスゲもええ感じです。
太郎平小屋で、体調があまりよくない友人がリタイアを決めた。ちょっと残念だけど・・・
2017年08月03日 11:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 11:46
太郎平小屋で、体調があまりよくない友人がリタイアを決めた。ちょっと残念だけど・・・
左の道で薬師沢小屋へ。右の道から、数日後に帰ってくる予定です
2017年08月03日 12:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/3 12:08
左の道で薬師沢小屋へ。右の道から、数日後に帰ってくる予定です
ツマトリソウって素朴でいいな。
2017年08月03日 12:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 12:29
ツマトリソウって素朴でいいな。
これはハクサンチドリというらしいです。よく似た名前のお花が覚えられない。
2017年08月03日 13:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/3 13:06
これはハクサンチドリというらしいです。よく似た名前のお花が覚えられない。
キヌガサソウ
2017年08月03日 13:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 13:09
キヌガサソウ
モミジカラマツソウ センコウハナビみたいで、好き
2017年08月03日 13:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 13:50
モミジカラマツソウ センコウハナビみたいで、好き
薬師沢小屋につきました。ここの沢はイワナがつれるそうで、おさかな釣り目当ての人も多いみたい・・・
2017年08月03日 16:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/3 16:27
薬師沢小屋につきました。ここの沢はイワナがつれるそうで、おさかな釣り目当ての人も多いみたい・・・
小屋もお水は使い放題。お洗濯もじゃぶじゃぶできました。
2017年08月03日 16:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/3 16:28
小屋もお水は使い放題。お洗濯もじゃぶじゃぶできました。
薄明るくなってからスタートしました。
2017年08月07日 16:00撮影
1
8/7 16:00
薄明るくなってからスタートしました。
二日目。薬師沢から雲ノ平までの登りはこんなところを頑張って登ります。
2017年08月04日 05:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/4 5:54
二日目。薬師沢から雲ノ平までの登りはこんなところを頑張って登ります。
ハクサンイチゲ。上から撮ってみた
2017年08月04日 08:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/4 8:51
ハクサンイチゲ。上から撮ってみた
雲ノ平に到着。不思議空間ですね。周りをぐるっと2500m越えの山が囲んでいます。おだやかな広い空間が続く
2017年08月04日 08:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/4 8:52
雲ノ平に到着。不思議空間ですね。周りをぐるっと2500m越えの山が囲んでいます。おだやかな広い空間が続く
岩があり、花があり、池塘があり。アラスカ庭園、日本庭園、スイス庭園、ギリシャ庭園などの名前が付いています
2017年08月04日 09:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 9:02
岩があり、花があり、池塘があり。アラスカ庭園、日本庭園、スイス庭園、ギリシャ庭園などの名前が付いています
ここはスイス庭園。明日登る水晶岳がど〜んと見えます
2017年08月04日 09:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/4 9:17
ここはスイス庭園。明日登る水晶岳がど〜んと見えます
ツガザクラ、コイワカガミ、チングルマなど様々な花が咲き乱れます。祖母岳にものぼってみました
2017年08月04日 09:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 9:35
ツガザクラ、コイワカガミ、チングルマなど様々な花が咲き乱れます。祖母岳にものぼってみました
2017年08月04日 09:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 9:35
2017年08月04日 10:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 10:36
2017年08月04日 10:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 10:40
2017年08月04日 10:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 10:49
ミネズオウというお花。これもツツジの一種みたいです
2017年08月04日 10:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/4 10:59
ミネズオウというお花。これもツツジの一種みたいです
2017年08月04日 13:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 13:01
雲ノ平をあとにしてどんどん下ります。ワタスゲの花がポワンポワンと咲いてます。
2017年08月04日 14:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 14:43
雲ノ平をあとにしてどんどん下ります。ワタスゲの花がポワンポワンと咲いてます。
高天原山荘が見えてきました
2017年08月04日 18:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 18:28
高天原山荘が見えてきました
山荘からさらに20分ほど下って辿り着いた高天原温泉です。日本一遠い温泉と言われてます。温泉で飲んだビールは最高です。
2017年08月04日 15:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/4 15:43
山荘からさらに20分ほど下って辿り着いた高天原温泉です。日本一遠い温泉と言われてます。温泉で飲んだビールは最高です。
高天原山荘はランプの宿とも言われます。明かりはほとんどがランプなんです。
2017年08月04日 17:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 17:06
高天原山荘はランプの宿とも言われます。明かりはほとんどがランプなんです。
三日目。朝4時に出発。
水晶池です。縦走路から少し奥に入りますが、必見です。
2017年08月05日 05:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/5 5:10
三日目。朝4時に出発。
水晶池です。縦走路から少し奥に入りますが、必見です。
神秘的ですね。逆さ水晶がきれい
2017年08月05日 05:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/5 5:11
神秘的ですね。逆さ水晶がきれい
マイヅルソウがいっぱ〜い
2017年08月05日 05:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 5:52
マイヅルソウがいっぱ〜い
オタカラコウ?メタカラコウ?がいっぱい。
2017年08月05日 06:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 6:42
オタカラコウ?メタカラコウ?がいっぱい。
クルマユリと雪渓
2017年08月05日 07:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 7:04
クルマユリと雪渓
岩苔乗越。水晶に登るか悩みに悩んで、こんな青空に誘われて登ることにした。
2017年08月05日 07:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 7:31
岩苔乗越。水晶に登るか悩みに悩んで、こんな青空に誘われて登ることにした。
私の好きなクモマミミナグサ
2017年08月05日 07:40撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 7:40
私の好きなクモマミミナグサ
わ〜い槍が岳がくっきり見えるね
2017年08月05日 08:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/5 8:11
わ〜い槍が岳がくっきり見えるね
最高の青空
2017年08月05日 08:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 8:23
最高の青空
分岐に荷物をデポして水晶岳をめざす
2017年08月05日 08:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:23
分岐に荷物をデポして水晶岳をめざす
水晶岳に登頂できた!
2017年08月05日 09:26撮影
4
8/5 9:26
水晶岳に登頂できた!
おぉ〜、こんなのが本当にあって地面がキラキラしてました
2017年08月05日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/5 9:35
おぉ〜、こんなのが本当にあって地面がキラキラしてました
ワリモ、鷲羽にも登れるような気がしてきた〜
2017年08月05日 09:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:45
ワリモ、鷲羽にも登れるような気がしてきた〜
がんばるよ〜
2017年08月05日 10:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 10:28
がんばるよ〜
2017年08月05日 10:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:29
2017年08月05日 11:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 11:54
鷲羽池は上から見下ろすだけにしました。
2017年08月05日 12:53撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 12:53
鷲羽池は上から見下ろすだけにしました。
力つきて三俣蓮華岳には登らず巻き道を通って
2017年08月07日 16:01撮影
8/7 16:01
力つきて三俣蓮華岳には登らず巻き道を通って
黒部五郎小屋へ。
2017年08月05日 19:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 19:00
黒部五郎小屋へ。
見えてから辿り着くまでの遠かったこと遠かったこと
2017年08月05日 19:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 19:03
見えてから辿り着くまでの遠かったこと遠かったこと
四日目も朝4時出発です
2017年08月06日 05:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 5:38
四日目も朝4時出発です
黒部五郎岳のカールコースです
2017年08月06日 05:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/6 5:55
黒部五郎岳のカールコースです
 圧倒されるようなこの景色
2017年08月06日 05:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/6 5:55
 圧倒されるようなこの景色
青い空と黒部五郎
2017年08月06日 06:07撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/6 6:07
青い空と黒部五郎
ミヤマダイコンソウの黄色が愛らしい
2017年08月06日 06:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:08
ミヤマダイコンソウの黄色が愛らしい
黒部五郎の肩から帰りの下山路が見える
2017年08月06日 06:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 6:44
黒部五郎の肩から帰りの下山路が見える
黒部五郎の山頂です。槍が見えたり隠れたり
2017年08月06日 07:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 7:11
黒部五郎の山頂です。槍が見えたり隠れたり
笠が岳も美しい
2017年08月06日 07:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 7:13
笠が岳も美しい
槍ポーズです
2017年08月06日 07:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/6 7:21
槍ポーズです
黒部五郎を降りてからも、赤木岳、北の俣岳とピークを踏みながら歩いていきます
2017年08月06日 09:58撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/6 9:58
黒部五郎を降りてからも、赤木岳、北の俣岳とピークを踏みながら歩いていきます
何度もめげそうになりながらも
2017年08月06日 11:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 11:16
何度もめげそうになりながらも
驚くような花畑にいやされて
2017年08月06日 11:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 11:46
驚くような花畑にいやされて
癒されて
2017年08月06日 11:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 11:49
癒されて
癒されて
2017年08月06日 11:53撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 11:53
癒されて
2017年08月06日 11:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 11:56
最後の最後に姿を現せてくれた雷鳥の親子
2017年08月06日 13:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
8/6 13:06
最後の最後に姿を現せてくれた雷鳥の親子

感想

 雲ノ平を周回してきました。私にとって山小屋三泊は初めての経験。十時間を超える行動時間も数日。登れるのかな登れるのかなと思いながら、制覇しました。4日間で60キロ越え。累積標高差で4800m程。膝が痛くならないように、祈るように歩きました。
 梅雨明けの翌日からの入山となり台風がやってくる日には帰路につくというなんともラッキーな日程で雨にもほとんど合わずに歩けました。
 高天原温泉の気持ちよかったこと。水晶岳でみた空が青かったこと。黒部五郎の壮大なカールに心うばわれちゃったこと。ず〜っと続くお花畑がかわいかったこと!

 特上の四日間でした!

1日目 折立から三人で5:30から歩き出す。
最初の二時間ぐらいは急登が続きます。三角点のあるベンチのあたりからは少しなだらかな草原を木道を歩いたりしながら、太郎平小屋まで歩くことになります。
 太郎平小屋に到着。体調が思わしくない友人がいたので、ゆっくり
モードで歩いたのでそんなに疲れはない。でも、もうここで、1000mも高度を上げたことになる。体調の悪い山友さんの一人がリタイヤを決めました。
  さて、ここからは女子二人となりましたが、薬師沢ぞいにどんどこ
せっかく上げた高度をまた、下ることになります。
  薬師沢小屋には15時ごろ到着。まったりと、過ごす。お水も豊富なので、
お洗濯もジャバジャバとやっちゃいました。
 2日目 朝は5時前に出発しました。暗いうちに出たかったのですが、
小屋の方からは明るくなってからの方がいいかもと教えてもらいました。
ちょっぴり怖い、吊り橋をまずは渡ります。 昨日どんどん下った高度を今度はまた、どんどん登ります。苔のついた、大きな岩を登って登って登ります。登りなので、あまり怖い思いはしなかったけど、途中すれ違う下山の人は口を揃えてすべるから怖いとおっしゃってました。
  二時間半頑張って登ると、雲ノ平の平原にたどりつきます。不思議な空間です。標高2500mで周囲には3000m近い山がぐるんと取り巻いています。 祖父岳の火山噴火による溶岩でできた台地で、池塘や大きな岩がありその間にかわいいお花が咲き乱れてるんです。アラスカ庭園スイス庭園、日本庭園などの名前がつくエリアがあります。
  ゆっくり楽しんだら高天原山荘を目指します。コロナ観測所のところまでは登りですが、また、延々と下ります。少し歩きにくかったです。
  高天原山荘に着く頃には、へとへとになってたのですが、5時の夕食までにお風呂に入ってこなくちゃってことで、ビールを買ってお風呂へ。
 3日目 朝は薄暗いうちからスタート。この日の行程が厳しいんです。最後まで歩けるかな。いくつかのチェックポイントを決めて、何時までに歩けたら次の目標って体調と相談しながら歩きました。
  岩苔乗越までは順調にきました。予定の時間より少し早いぐらいです。お天気は申し分なし。よし、水晶岳登ってみよう!分岐のところで重たいザックはおいて行こう、水晶岳往復三時間ぐらいです。 少し岩場もあり、怖いところもありましたが、クリアです。とにかく天気がよくて、テンションも上がります。
  分岐まで戻って、ワリモ岳、鷲羽岳の山頂をふまずに向かうこともできたのですがせっかくきたんだもの!頑張ってみようと決めました。 三俣山荘まで歩きます。また、ここで、大休止をとって、黒部五郎小屋を目指しました。ここでは、三俣蓮華岳は力尽きて巻き道を。雪渓の上を歩きましたが、アイゼンなどはなしでも問題なく歩くことができました。
 4日目 夜のうちは、結構な雨が降りました。どうやら、台風も本州を直撃するそうで、お天気はどうだろうと案じておりましたが、朝のお天気は大丈夫のようです。
ヘッドランプつけて4時スタートです。
  黒部五郎岳には、稜線コースとカールコースがありますが稜線コースは厳しいようです。カールコースを選びました。 カールにつきました。どーんとバックに黒部五郎の荒々しい山があり抱き込まれたような空間がカールです。水がいたるところに流れており、雪が残っていたり、さまざまな花が咲いていました。この風景は今回の中でも一番の美しさでした。
  黒部五郎岳にももちろん登りますよ〜。槍が岳のとんがりも見えます。 さぁ、あとは、いくつかの山のピークを踏んで下まで降ります。赤木岳、北の俣岳。途中少ししぐれることがありましたが、雨具をつけるほどにはなりません。圧巻だったのは、北の俣岳から太郎山の間にある、お花畑です。こんなに広い広い花の園はみたことない!
 太郎平小屋では少しゆっくり休憩をとったら、折立まで戻ります。なんとか最後まで歩ききることができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1417人

コメント

お疲れ様でした!
丁度良いお天気で良かったですね!
後半の青空と素晴らしい山並みに羨ましく思いつつ
感動を分けていただいた感じです。
たらちゃんの温泉ショット!いいなぁ〜
美味しいビールで乾杯
たくさんの夏の花も歓迎してくれてますね
2017/8/10 7:22
Re: お疲れ様でした!
ひえひえのビールを飲みたいところですが、山小屋から温泉までは20分ほどかかっちゃいましたから、ちょいぬくいビールでした。
あぁ、もう歩けないと何度も思いながらもあくまでもポジティブなひろぴぃさんに励まされつつ歩けたことに感謝です〜
2017/8/10 20:33
温泉
サービスショットですね
あー行きたかったなー
2017/8/10 8:07
Re: 温泉
今度行ってみて〜。ほんと気持ちよかった〜。
テントは張れなかったと思うよ。雲ノ平のテント場から、風呂だけ入りに行ったという人と何人か出会いました。これまた贅沢な時間の使い方ですね
2017/8/10 20:38
連日の長時間山行、凄い体力
taramiさん 皆さん
凄い距離歩きましたね。お疲れ様です。
そしてこの夏天気が悪いにも関わらず、雨にも合っていないようで、うまい日程でよかったです。
2017/8/11 13:31
Re: 連日の長時間山行、凄い体力
 お天気、ほんとにラッキーでした。帰ってきたのが、月曜日の朝だったんですが、夕方には台風が直撃だったし、半日でもずれていたら、危なかったと思います。
 すぐにへたれる私を友人が、上手にリードしてくれたおかげで、最後まで歩けました〜。それにお花がなんといってもたくさんあって、嬉しかったです!
2017/8/12 13:56
いいお天気で!
日程がバッチリでしたね
毎日毎日朝早くからすごい距離を歩いて、そんな体力どうやったらつくんやろ?
頑張った人だけが見られる絶景ですね。
空が青い!
2017/8/11 20:38
Re: いいお天気で!
 自分でもこんなに歩けるなんてびっくりだよ。山を連続4日歩くのも初めてだったから、どうなるんだろ?って不安だったもの。何度も座り込んでしまったよ。ストレッチを途中結構やったのもよかったかなぁと思ってる。
 次はpapi-leoちゃんがご褒美もらうばんですね。
2017/8/12 13:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら