新穂高から鷲羽岳と水晶岳

2017年08月05日(土) 〜 2017年08月08日(火)

• GPS: 37:26
• 距離: 48.9km
• 登り: 3,394m
• 下り: 3,368m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:01
• 休憩: 1:45
• 合計: 10:46

6:09 新穂高温泉バス停
6:21 6:26 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:48 6:48 お助け風穴
7:12 7:13 中崎橋
7:26 7:26 笠新道登山口
7:39 7:51 わさび平小屋
8:13 8:13 小池新道入口
9:43 10:02 秩父沢出合
10:26 10:26 チボ岩
11:01 11:07 イタドリが原
12:11 12:16 シシウドヶ原
13:25 13:30 鏡池
13:35 14:06 鏡平山荘
15:17 15:32 弓折乗越
15:56 15:56 花見平
16:12 16:16 くろゆりベンチ
16:52 16:52 双六池
16:57 双六小屋

2日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 2:09
• 合計: 10:40

16:57 双六小屋
5:39 5:39 双六岳巻道分岐
5:40 5:40 双六岳中道分岐
8:02 8:04 三俣峠
8:35 8:52 三俣山荘
10:27 10:56 鷲羽岳
11:43 11:44 ワリモ岳
12:03 12:03 ワリモ北分岐
13:03 14:04 水晶小屋
14:45 15:02 水晶岳
15:48 水晶小屋

3日目

• 山行: 10:34
• 休憩: 2:22
• 合計: 12:56

15:48 水晶小屋
5:44 5:45 ワリモ北分岐
5:52 5:57 岩苔乗越
6:57 6:57 黒部川水源地標
7:58 8:37 三俣山荘
9:31 9:37 三俣峠
9:51 10:08 三俣蓮華岳
10:39 10:39 丸山
11:07 11:09 中道分岐
11:44 11:44 双六岳中道分岐
11:48 11:48 双六岳巻道分岐
12:01 12:41 双六小屋
12:45 12:45 双六池
13:28 13:28 くろゆりベンチ
13:41 13:41 花見平
13:53 13:56 弓折乗越
14:29 14:57 鏡平山荘
14:58 14:58 鏡池
15:40 15:40 シシウドヶ原
16:15 16:16 イタドリが原
16:37 16:37 チボ岩
16:54 16:55 秩父沢出合
17:45 17:45 小池新道入口
18:07 わさび平小屋

4日目

• 山行: 1:05
• 休憩: 0:09
• 合計: 1:14

8:54 宿泊地
9:07 9:11 笠新道登山口
9:21 9:22 中崎橋
9:37 9:37 お助け風穴
9:51 9:55 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:04 10:05 新穂高温泉駅
10:09 新穂高登山指導センター

天候

8/5(土)朝から強い日差しの好天
8/6(日)朝は朝は良かったけれども一日曇天
8/7(月)朝から昼過ぎまで雲なく全山丸見え
午後は台風5号影響で小雨そぼ降り展望無し
8/8(火)朝から土砂降り、登山口は登山禁止

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペン深夜バスで新宿から新穂高温泉まで
帰路もその逆コースを往復しました。

コース状況／危険箇所等

登山道はどこもしっかり整備されており道迷いの心配は無用です。
1)新穂高温泉から鏡平山荘:小池新道の石組み道なので慣れていないとバランス取りづらい
2)鏡平山荘から双六小屋:弓折乗越までは急登だがその先はなだらかな道で花が咲き乱れている。
3)双六小屋から三俣山荘:巻道はなだらかなアップダウンで花畑の様相
4)三俣山荘から鷲羽岳:砂利道の急登でペースは上がない
5)鷲羽岳から水晶小屋:途中でワレモ岳の登りがあるがそれ程キツくない。それより水晶小屋前の10分位の登りがキツイ
6)水晶小屋から水晶岳:稜線歩きだが山頂に近づくとハシゴやヤセ尾根ありやや注意が必要

帰りも同じ道を辿ったが、3)の三俣山荘から双六小屋は中道ルートを選択。一旦三俣蓮華岳まで急登を登ると後はなだらかな道で眺望抜群

その他周辺情報

新穂高温泉の新穂高センターは登山者には有難い施設です。まだ新しくてとても綺麗だしトイレはもちろん簡単な着替も出来て登山届けポストや案内も充実していています。
毎日アルペンのバスの停車場所が新穂高ロープウェイ駅の近くでそこからは少し降りなければならないのでちょっと戸惑います。

写真

8/5 5:43

新穂高センターで登山届けを提出してスタートです

8/5 7:39

わさび平小屋名物の野菜とフルーツの水槽(^^)

8/5 7:42

わさび平小屋
ここはお風呂もあるし設備が充実してます

8/5 7:44

ここまでで既に汗だく
トマトが有難い

8/5 8:14

小池新道を登る。こんな感じの緩斜面が延々と続く

8/5 9:04

この日は炎天下で気温が高くて参りました

8/5 9:39

ようやく秩父沢(^^)ここで雪解け水の給水が出来ます

8/5 9:39

川なのか河原なのか微妙な登山道

8/5 10:23

石積みの道はバランスが大事

8/5 10:24

チボ石(^^)
目印だけど意味は不明

8/5 10:40

8/5 11:00

イタドリヶ原

8/5 12:06

この辺りまで来ると高度感も出て来る

8/5 12:15

シシドウヶ原の標識

8/5 12:15

雪渓も見える。八月でこの高度でこんなあるのですね

8/5 12:33

少し雲が出てきた

8/5 12:43

シシドウ平から鏡平への途中

8/5 12:55

クマの踊り場
ここまで来れば鏡平山荘まであと少し

8/5 13:29

鏡池
本当に鏡の様に写ってますね

8/5 13:31

鏡平山荘見えた

8/5 13:37

鏡平山荘名物の氷イチゴ
食べてみたかった(^^)

8/5 14:06

鏡平山荘を後に出発

8/5 15:20

鏡平山荘から1時間程は弓折乗越迄の急登
途中の弓折中段の標識
なんかガスってきた

8/5 15:37

弓折乗越迄登った辺り

8/5 15:55

弓折乗越から双六小屋迄はなだらかな稜線歩き
途中の雪田花見ベンチ

8/5 16:09

こんな感じの稜線が続く

8/5 16:13

くろゆりベンチ
ここでくろゆりが見れるのかな？

8/5 16:37

双六小屋が見えてきた

8/5 16:38

目の前に双六岳が迫る

8/5 16:49

双六小屋手前のテント場を含む眺め
なだらかで豊かな感じ

8/5 16:55

双六小屋近くのテント場、広い(^^)
60張りのキャパ

8/5 17:27

双六小屋迄で本日は終了(^^)
小屋前でビール旨し

8/5 17:36

双六小屋の右手に樅沢岳が聳える
ここが槍ヶ岳方面はの西鎌尾根の入口

8/6 4:37

双六小屋の夜景

8/6 4:54

翌朝の夜明け前
昨日はガスって見えなかった鷲羽岳が正面に見える

8/6 4:54

方角的に御来光は微妙

8/6 5:02

でもこんな絶景も見えます

8/6 5:14

双六小屋を出発して三俣山荘への巻道へ向かう
登り始めると双六小屋が小さくなり樅沢岳の形がハッキリして来る

8/6 5:24

もう小屋は小さくなり、樅沢岳の奥に広がる西鎌尾根が姿を現わす

8/6 5:24

双六岳の巻道を行く

8/6 5:34

左手側が双六岳だけど今回は登らない

8/6 5:38

双六岳山頂ルートと巻道ルートの分岐

8/6 5:38

巻道からでもこの眺め
右手から鷲羽岳、水晶岳
左手は三俣蓮華岳

8/6 5:50

巻道は雪田と花畑

8/6 5:55

朝にしてはやや雲が多い

8/6 5:58

なだらかな巻道歩き

8/6 6:04

左手に稜線ルートが見える

8/6 6:16

稜線ルートまで登っていけそうな…(^^)

8/6 6:16

草原が広がる

8/6 6:17

8/6 6:40

槍ヶ岳方面

8/6 6:47

鷲羽岳がガスって来てる

8/6 7:34

ガスが巻道全体を覆いだす

8/6 7:52

なだらかな道が続く

8/6 7:56

稜線ルート下は雪渓

8/6 8:04

三俣峠の道標
ここから三俣蓮華岳に登れるが今はパス

8/6 8:20

三俣山荘に通じる細い繁み道

8/6 8:32

抜けると三俣山荘のテント場が見えて来る

8/6 8:34

三俣山荘

8/6 8:40

三俣山荘入口に看板が

8/6 8:56

三俣山荘から鷲羽岳目指します
晴れていれば頂上まで見えるはずなのですが…

8/6 9:07

鷲羽岳山頂未だ見えず

8/6 9:11

鷲羽岳登頂中に左手に見える祖父岳と黒部源流域
なんだか雰囲気あるなあ

8/6 9:18

そろそろ頂上ですか？
って聞いたらあそこまで行けば見えます
ですと

8/6 9:58

ガスがいよいよヤバい

8/6 9:58

頂上はまだか？

8/6 10:04

登り切っても眺望は望めないな

8/6 10:13

もう少しで頂上

8/6 10:36

やっと頂上(^^)
鷲羽岳2924m
今期の最高峰(^^)

8/6 10:37

記念写真

8/6 11:07

頂上を通過して次の峰へ

8/6 11:14

少し進んで鷲羽岳を振り返る

8/6 11:21

ガスっている稜線を進む

8/6 11:37

ガスの向こうに雲ノ平らしき…

8/6 11:41

祖父岳が霞の向こう…

8/6 11:42

ワレモ岳山頂の道標

8/6 11:45

祖父岳の全景が見えて来る

8/6 12:03

ワレモ北分岐だ
ここを水晶岳方面に進む

8/6 12:31

少し広やかな道になる

8/6 13:01

水晶小屋迄の登りに掛かる

8/6 13:02

水晶小屋目指して登る

8/6 13:07

程なく水晶小屋が現れる
ここで宿泊手続きをして軽い荷物で水晶岳を改めて目指す

8/6 14:04

水晶小屋のすぐ近くの水晶岳登り口

8/6 14:13

相変わらずのガスの中を進む

8/6 14:14

水晶岳に近づくとちょっと幻想的な光景

8/6 14:15

ガスと急峻な峯がよく似合う

8/6 14:17

水晶岳山頂方面

8/6 14:23

途中の岩陵

8/6 14:24

ハシゴ場もちょっとだけある

8/6 14:25

ハシゴは大して短い

8/6 14:27

見た目程は危険感は無い

8/6 14:33

見事な尖塔

8/6 14:37

なんだかガスが晴れて来た

8/6 14:40

下を見ると見事な景色

8/6 14:42

雲ノ平方面が見えて来た
凄い眺めだ

8/6 14:55

水晶岳山頂到着(^^)
標高2986m
さっき作った鷲羽岳の今期最高記録を更新
100名山登頂30座目

8/6 15:31

青空ご覗くととても綺麗

8/6 15:33

鷲羽岳方面が見える

8/6 15:39

山頂を後に水晶小屋を目指す

8/6 15:47

水晶小屋が見えて来た

8/6 15:49

今夜はここに泊まります

8/7 5:00

翌朝の御来光
黒部五郎岳のすぐ脇

8/7 5:09

ダイヤモンド野口五郎岳だ(^^)

8/7 5:11

鷲羽岳がモルゲンロート
その後ろは槍ヶ岳と穂高連峰

8/7 5:12

鷲羽岳の右手奥に見えるのは笠ヶ岳

8/7 5:12

刻々と景色が変わる

8/7 5:18

鷲羽岳のすぐ右に見えるのはワレモ岳
昨日通った稜線が今日はくっきり見える

8/7 5:40

下山開始する

8/7 5:44

下山開始後しばらくすると
ワレモ北分岐まで戻る

8/7 5:45

ワレモ北分岐を右手に折れて昨日は通っていない黒部源流域を目指して下がっていく
見えているのは祖父岳とその奥の左手には三俣蓮華岳

8/7 5:51

黒部源流域との分岐ポイントの
乗越

8/7 5:51

薬師岳が厳かに見える

8/7 5:59

黒部源流域がまだ日陰だ

8/7 6:03

三俣蓮華岳を見ながら黒部源流域に向かってどんどん降る

8/7 6:12

黒部源流域迄の間も既に小川が脇を流れていて癒される

8/7 6:26

振り返ると小川の向こうに昨日登った水晶岳

8/7 6:29

清流が続く

8/7 6:33

黒部源流域近くの木道

8/7 6:38

祖父岳に日が当たり出す

8/7 6:39

源流域の異世界な雰囲気

8/7 6:42

源流域と三俣蓮華岳

8/7 6:46

源流域最下点地帯から登り返す三俣山荘方面を望む

8/7 6:58

源流域最下点付近

8/7 7:03

黒部源流域最下点辺りから右手を望むと黒部五郎岳が遠望出来る

8/7 7:08

源流域の木道

8/7 7:08

源流域の木道

8/7 7:11

黒部五郎岳がハッキリ見えて来る

8/7 7:12

木道(^^)
ここを三俣山荘に向かって登り返す
それほどきつく無い

8/7 7:44

見上げるとすぐ脇に三俣蓮華岳が迫る

8/7 8:02

三俣山荘到着
昨日はよく見えなかった鷲羽岳がバックにバッチリ

8/7 8:50

鷲羽岳全景
綺麗な山だ

8/7 9:05

こうして見ると三連峰に見える
右手前から左奥に鷲羽岳、ワレモ岳、水晶岳

8/7 9:20

三俣蓮華岳
あそこまで登り返す

8/7 9:22

槍ヶ岳方面に

8/7 9:22

双六岳方面

8/7 9:28

三俣蓮華岳も良い形だなあ

8/7 9:42

山登り開始だ

8/7 9:42

双六岳方面の稜線が見える
今日はあの稜線を通って双六小屋まで行きたい

8/7 9:55

三俣蓮華岳山頂到着
凄い展望

8/7 9:55

昨日登った鷲羽岳から水晶岳

8/7 10:08

雲ノ平の左奥に薬師岳

8/7 10:09

薬師岳の左手に黒部五郎岳

8/7 10:09

更に左手には笠ヶ岳

8/7 10:09

ぐるりと左手に目を回すと
槍ヶ岳、穂高連峰

8/7 10:15

これから目指す双六岳方面

8/7 10:34

ぐるっと一周して再び鷲羽岳、ワレモ岳、水晶岳

8/7 11:07

双六岳方面に向かって歩くが途中で中道分岐があり、天候悪化心配なので双六岳山頂を諦めて中道ルートを選択

8/7 11:52

双六小屋が見えて来た
意外とここから先が遠い

8/7 12:45

双六小屋で昼食補給して直ぐに出発

8/7 13:32

弓折乗越に向けて稜線を行く

8/7 13:43

雪田花見ベンチを通過
先を急ぐ

8/7 13:45

なんだか天候がどんどん悪化して来る

8/7 13:51

弓折乗越はの稜線を進む

8/7 13:54

弓折岳方面との分岐
ここを左に折れると鏡平小屋までの急な下り

8/7 14:28

鏡平小屋が見えた
本日はここに宿泊して明日は下山のみのつもり…
だったのだご…⁉︎

8/7 14:59

ナント‼︎…
鏡平小屋のご主人に下山を勧められる
宿泊しても明日は下山できないよ
台風5号が通過中なので明日はこの辺りは大雨予想なので下山禁止にする。もしも降りたいなら今日中にワサビ平まで降りる事だね

既に水晶小屋からここまで10時間以上歩いていて足が限界なんだけど…

8/7 16:15

下山を覚悟してレインウェアーに身を固めてワサビ平小屋を目指す

8/7 16:39

雨が降りしきる
驟雨

8/7 16:58

足がもつれてなかなか進みが捗らない
ようやく秩父沢

8/7 17:44

ようやく小池新道入口

8/7 18:07

ヤッタあ
ワサビ平小屋到着18:03
晩飯は無いけどと泊めてくれました
本当にありがとうございました

8/8 8:47

翌朝大雨
小屋前の登山口側は既に登山禁止の看板

8/8 10:09

ワサビ平小屋からは1時間ちょっとの行程で新穂高登山口到着です
お疲れ様でした

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

shintanaou

一日目は晴天高温で登り始めて早々にバテてしまいました。二日目はこの山行の白眉で目的としていた100名山二座の鷲羽岳、水晶岳の登頂が有りましたが終日ガスがあって殆ど眺望は有りませんでした。その代わりなのか三日目は打って変わって朝から午前中一杯は雲もなく何処までも山が見えてヤバイ位の感じでした。この瞬間の為に今回の山行があったのかと感動したのですが、それもつかの間。午後からは台風5号の影響で天候は急降下。少し先まで行こうとしてわざわざ降ったつもりの鏡平小屋小屋の主人から明日は下山出来ないよと言われた時のショックは忘れられない。でも頑張ってワサビ平小屋まで降りたお陰で翌日には無事下山完了。日帰り温泉堪能して帰京出来ました。鏡平小屋のご主人には感謝です。


途中素晴らし花がたくさん有りましたが写真アップ容量の関係で全面的にカットさせて頂きました。悪しからずご承知おき下さい。